津軽海峡横断・フォーラムアーカイブ(04)

津軽海峡の話題を保存しておくアーカイブです。
海峡横断が断念で終了した後の、激論。。。


[31] 津軽海峡御礼 投稿者:ぽから 投稿日:2002/08/08(Thu) 07:16:46  
  というわけで、話題の続き

今回、海峡渡り断念は本当に残念でしたが、いろいろなカヤッカーとお会いできたことは収穫でした。やはり、このBBSも、「見ているだけ」という人とが多いのですね。書き込みしてくださいませ。
みなさま、どうもお世話になりました。

ともあれ、出発シーンの50隻いちどに出発はなかなか壮観でした。あのあと、あっという間に列が延びでしまったのですけどね。

ちなみに、何が驚いたって、漕ぐふりしていつも帰ってしまうミナミ清水氏がちゃんと漕いだことが驚きでしたね。

    Re: 津軽海峡御礼 投稿者:kei - 2002/08/08(Thu) 11:15:43
私もびっくりしました。
奥利根でも「ほんとに漕ぐの〜?さざえ食べて銅鑼鳴らして帰るんじゃないの〜」って言われてましたから。

残念な結果になってしまいましたが、レポートぜひ上げて下さいね。これからカヤック関係のイベントを主催・運営する立場の人達にも必要なんじゃないかと思うのです。

      Re: 津軽海峡御礼 投稿者:城後 - 2002/08/08(Thu) 17:04:09
 津軽の状況がいまいちわからいのですが。もう少し体系的に報告してもらえると、参加してない人にも状況が伝わると思います。僕もカヤックのツアーを計画することがあるので、どこが中止の判断材料になったか興味あります(次はわが身です)。
 「列が伸びた」というのはシーカヤックのツアーでリーダーとしては最も嫌な状況だと僕は思います。いかに飛ばしたいヤツのペースを押さえさせて、遅い人の尻をたたくか、調整するのは(コントロールするのは)ツアーリーダーの重要な仕事ですから。

      Re: 津軽海峡御礼 投稿者:野遊びおぢさん - 2002/08/08(Thu) 20:00:42
ぽからさま、安眠妨害多謝!!

私の見聞きした範囲ですが

「列がのびた」要因
1)スタートと同時に先導船の引き波にのって飛び出したカヤッカーがいました。
2)先導船の船長さんは、着いてこられるなら、どんどん行こう、と考えたようですね。
3)通常最も船足の速い三人艇に乗っていた主催者もこれには追いつけなくなり「抑えが効かなくなった」ようです。
4)主催者側全体として「松前にあがる」ために速度を上げたいという意識はあったようですね。

この辺のところは8/5昼に開かれた「まとめの会」では船長さん同士の大激論が闘わされたとも聞いています。そして何よりも大半の船長さんは無事に渡らせられなかったことに、プロとしての誇りがいたく傷ついたと語っていたようです。
-だからきっと、次回もありますよ(笑)-

中止の判断はやはり海の状況でしょう。「風が出たのがいやだった」と主催者の弁。あの撤収に1時間かかっています。例えば30分引き延ばしたとして、さらに風が募り始めたら、撤収にはさらに時間がかかるでしょう。ジョン万次郎か高田屋嘉平か。

あの時点で私は最終ラインより少し前にいました。どうも様子が分からないので、さらに100mほど前に出て先導船に近寄りました。状況は更にひどく、タンデム艇のバウマンがリタイアの合図をおくっている。
その船だったのかどうか、気がついたら、タンデム艇が2艇もひっくり返り、船と一人はあっちの漁船、一人は波間に漂い、こっちの漁船ってな、まあ楽しい風景(涙)でした。波に傾いて甲板をさらけ出した漁船にぐうっと近づいてこられるのは、ワッワッマテマテ!状態。
 私はといえばちょっとしたお間抜けをやらかして、後ろからの砕け波に肩をたたかれ、水船。漁船に引っ張り上げられるべく、立ち上がったら船は海面下でした。ばか。

楽しかったですよ。自作の「こいずみスケッグ」は完璧に機能しましたし、体力的にもまだ出来そうだし。
 骨を2本増やそうかとか、排水装置をもっと工夫しようかとか、やはりシーソックはあった方がよいかとか。もう心は2年後に向いています。



      Re: 津軽海峡御礼 投稿者:のつぽ - 2002/08/09(Fri) 13:11:09
体系的な報告レポートは執筆中です。ぽからさんからもレポートが出るみたい。また、某板でも報告がでています。しかし、情報の伝達能力のない主催者を責めてもしかたないので、それはやめるべきですね。スタッフとして実行するか、自分で企画するか、それとも全く参加しないか、そのいずれかにすべきでしょう。
撤収の際や休憩のときにいかだを組んでいなかったのがオオバカですが、しかしそれは、撤収の情報がきちんと伝達されず、伴走船が勝手に停止していたから起きたことですね。またいかだを組もうにも船が離れすぎていたり、行きたい方向に進むことができない艇もいたことが問題です。
そもそも主催の3人艇は一番後ろを進むと聞いていたのですが、なんで先頭になっちゃったんだろう。真中は写真係で漕がないといっていたのに、スタートと同時に三人でパドリングしてとっとといなくなっちゃうし。
撤収も自主リタイヤ組と沈脱組を引き上げてそのまま進めばよかったでしょうことよ。いろいろなケースを想定していなかったのですね。
スピードアップの要因の一つには、出発が40分遅れたこともあったようです。しかし、これは主催者が全般に時間にルーズだったことや、伝達ルートの不徹底が招いたことですね。当日朝食堂に私は一番乗りしましたし、その時点で装備を身に付けていたのは私だけで、主催者以下、浴衣やねまきだったですもん。緊張感のないことおびただしい。ただそれも、前日からのルーズな運営が伝染したと私は感じました。津軽海峡横断というのはたいへんなことなのに、覚悟がなさすぎるよね。
昼飯配給船だって、よく考えれば、1船で配布していったら、30分以上時間がかかってしまうことは自明だったよ。だいたい一切の合図がないから、いつが昼飯か前回もわからなかったんだよ。とにかく運営が甘すぎる。前回はそれでも完走できたからよかったと思ったけど、今回は、こんなルーズさじゃ、命を失うことになると思ったよ。だから、もう、海に出たことのない人、長距離漕いだ経験のない人、レスキュー経験のない人は出ないでほしいと思うよ。本当に死んでもいいと思う人以外奨めないよ。
レスキューの時私の乗ってた船は最後の一人を拾ったよ。彼は潮目をほとんど抜けていた。そのとき伴走船はついていなかったよ。沈してサメが出たら? 大型船がやってきたら?? すごく危険(というか単独行とかわりない)だったんだよ。自己責任というけれど、お金をとってやるツアーとしては問題外だよ。伴走船が助けられない事態が起きそうだったんだよね。
いずれにしても主催者を責めることはしません。まあ、よくやってますよ。たぶん。参加したり参加するようにたきつけた私が悪いのです。その責任は別の形でとろうと思っています。また、これにこりずにどうかつきあってやってください。

      Re: 津軽海峡御礼 投稿者:風の又三郎 - 2002/08/10(Sat) 00:37:21
外野が煽るようですいませんが、主催者側にもう一度ダウド氏の本を読んでもらった方が良いのでは?  企画運営云々時間にルーズとかお話にならないでしょ。海はすぐ顔が変わるからしょうがないと思うけど。
いいかげんな運営も味なのか?  どうなんですかね。

      Re: 津軽海峡御礼 投稿者:@ne - 2002/08/10(Sat) 13:04:18
久しぶりに見たら書き込み消えてますね。
自分としては完漕できなかったのは残念だけど参加してよかったです。洋上撤収自体もなかなかできない経験だし… 
今回ファルトも結構参加していたのでファルト船団をもうひとつ作っていただければリジッドも洋上ファルト待ちしなくてすむしファルトも休憩の余裕とかでてくるのでは、と感じました。

      Re: 津軽海峡御礼 投稿者:のっぽ - 2002/08/12(Mon) 12:15:10
釣り舟で船酔いしていたわりに言いますね(笑)。私はできればあの船にはのりたくなかった。それに、洋上撤収のせいでキールを曲げられてしまいました(怒)。主催、参加者ともに艇を雑に扱う人がいて、気になります。
私はあの運営はああいう味なんだと思います。横断できたら許せるけど、できなかったら許せなくなった、というだけかも。まあ、ほんとにみんな、死ななくてよかったよね。どのフネが誰をカバーするというフォーメーションがまったくなくって、すごいやばかったんだぜ。

      Re: 津軽海峡御礼 投稿者:城後@フジタ〜ズ - 2002/08/12(Mon) 16:45:14
 津軽横断に参加していない僕がこの話に参加するのは敷居が高いのが・・。
 ここにいない主催者が責められてるように僕には読めるのですが(読んでる僕のの感性の問題もありますが)・・。
 参加者の方はどうだったのでしょうか?。モチベーションや意識、知識やスキルに問題はなかったのでしょうか。
 朝食の時、すぐ漕げる状態だったのは、のっぽさんだけだったようですが、海の遠征時、出来れば日が出る前(暗いうちに)に出発して、昼には勝負をつけたいと僕なら思うのですが。参加者にも気の緩みがあったのでは。
 お金払ってれば安全かっていうとそんなことないですよ。参加費のほとんどは伴走船に払らわれているはずです。伴走船に払うお礼って信じられないぐらい高いのですよ。知ってますか。主催者はほとんどボランティアですよ。カヤック1艇に伴走船1艇がつくなら話は別ですが。事故が起きたときの保険、どの位掛けられていたか、把握していますか。また自分で保険は掛けましか?。
カヌースクールなんかでかける保険(あの500円ってやつ)は死亡時500万円しかでませんよ。
 津軽海峡をソロで横断してるシーカヤッカーって多いんですよ。日本一周をやってる人達。本州から北海道へ、北海道から本州へ。この人達の紀行記を読むと平気で10日ぐらい待ってますよね、横断決行を。海流、潮流、風の一番いい条件のときに突っ込んでます。「梅雨明け10日」という言葉、知ってますか?。海が一年で一番穏やかな時は統計的(経験的?)に梅雨明けから10日間なんです。だからこの時期に海峡横断や島渡りのツアーが組まれるのです。ただ最近は異常気象の影響かあまり穏やかでない年が多いですが。
 リジットとファルトが船団を組むというのはもうやめた方がいんじゃないかと僕は思いますよ。ペースが違いすぎる。僕はファルトだと海で時速5kmが目安。それで5〜6時間しかこのペースを保てない。リジットだと時速7〜9kmで10時間漕げる。リジットのシーカヤッキングとファルトのシーカヤッキングって別物だと思うんですよ。
 また海での経験値の違いも両者には大きいと感じます。ファルトで海の経験が深いといっても、年間何日海くらい漕いでいるのでしょう?。リジットのシーカヤッカーって毎週海に来てますよ。経験の違いがペースの違いにも直結します。
 津軽海峡の横断は立派なエキスペディションです。だから挑戦の価値あり。ですから参加者個人個人の準備が必要なはずです。

      気の緩み 投稿者:のつぽ - 2002/08/12(Mon) 18:42:49
あ〜、ちょうど今レポートでこの話を書いていたところですよ。
今回の城くんの発言には120パーセント賛成ですね。非常に見識のある意見です。特に「別物」というくだり、まったくその通りです。質的にもプレジャーとしても別物ですね。だからこそ、シーカヤックを前提とした場合にはこのような形式でもOKともいえ、形態に否定はしないのです。
今回、私はひょっとすると保険はかけられていないかも、と疑っています。少なくとも主催者から保険の話は一言もありませんでした。万一のとき誰が請求できるのでしょうか? 非常に疑問ですね。かかっていたとしても、あの連絡網では、ないも同然です。
伴走船には1隻6万円なのだそうです。それから計算しても、主催者はボランティアなのです。でもボランティアだからいいかげんな運営をしてもいいということにはならないんですが。主催がボランティアだから、というところで厳しい言い方をすれば甘えていたんでしょうね。しかし、私たちは同じようなことを運営したりボランティアしたりした経験がないんだから、えらそうなことを言ってはいけないんです。はい。

      Re: 津軽海峡御礼 投稿者:あきらけい - 2002/08/13(Tue) 01:13:35 <HOME>
その6万円というのは、燃料代込みなのでしょうか。
だとしたら、伴走船も仕事というよりは、「イベントに付き合ってやるかぁ」程度のノリだったのではないでしょうか。
個人で頼んでも、6万円では引き受けてくれないんじゃないかなぁ。
船って、燃料食いますからねぇ。うちのちっぽけな500kg程度のFRP船でさえ、巡航で一時間に20L消費します。
漁船はA重油か軽油でしょうが、重く造ってありますからねぇ。
なんにせよ、エクスペディションですよね。

      Re: 津軽海峡御礼 投稿者:城後 - 2002/08/13(Tue) 10:28:05
 伴走船1艇6万ですか、往復するんですよね、海峡を。安すぎる。三浦半島ではこの倍以上取りますよ。よっぽど主催者が交渉上手だったか、地元が「応援するぞ!!」っていき込んでいたかかな。
 いろいろ今回の津軽海峡横断断念から学ぶところが多そうですね。自分が主催者だったらとか、参加者の反省点なんて視点を大切に、レポートされると嬉しいです。
 ジョンダウドさん、先月来日されましたね。ジョンさんだから安全だなんてことはないんですよ。彼ですら危なかしいことたくさんやってるんですから。でも危ない体験の後に真摯に反省して、それがあの本につながってるんだと思います。

      Re: 津軽海峡御礼 投稿者:のっぽ - 2002/08/13(Tue) 13:58:24
安いとか高いとか言ってますが、それは実績値なのでしょうか。ネットで、「釣り船」「チャーター」で検索しても、相場は一日5万円から7万円というところです。所要時間によって変わってきますが、船は個人営業ですから、ボリュームディスカウントはあまり考えられません。いいとこ二割増しではないでしょうか。僕、釣りしないんでわからんのですが、釣り舟ってただ乗せるだけじゃなくて、なんかしてくれるんですか?
ただ、こういうものは通常の営業とは違うわけですが、そこは交渉の余地を残していると思います。遠泳などをやる人たちは「けっして言い値で雇わないでください」と言っています。

      レポートについて 投稿者:のっぽ - 2002/08/13(Tue) 14:14:56
というわけで、海峡横断レポート書き終えました。プロローグから6部構成で17200字程度の力作です。400字詰で43枚。本を読むのに馴れていない人には辛い量ですね。前回のレポートが9200字ですから、その約倍です。
横断中のドラマはほとんどまったくないので、なぜ横断しようとしたのか、なぜ中止になってしまったのか、参加にどのような取り組みをしたか、どのようなギアを持っていったのか、ということが中心に書かれています。全体として前回のレポートの補完にもなっているので、合わせて読まれると、というところですね。書くのに、8時間ほどかかっちゃいました。本当は同じぐらいの時間をかけて、加筆、推敲するのがいいのですが、ぽからさんに締め切りきられちゃいましたのでね。まあ、分量が多すぎるので、アップされないかもしれませんが(笑)。

      実名 投稿者:高須賀信夫 - 2002/08/14(Wed) 21:51:43
はじめまして。
ではありません。野遊びおぢさんです。
今回の書き込みはその内容からして、実名でおこないます。

なんだかつまらん精神論がまかり通っています。さらに、御一人様以外一億総懺悔論。これでなにも解決しないのは歴史の教える通り。横断中止の原因がぼかされていないだろうか。

私見。
今回の横断中止の最大の原因は人為的ミスだと思います。
先導船の判断ミス。

1)以前ラインがのびた要因について書いたように、引き波に乗ったカヤックが付いてこられるのだからとばしても良いのだ、とした判断ミス。

2)筏が組めないほどの荒れたところで、停船待機させた判断ミス。
  
この2点だと思います。

これを認識すれば、さらに。
・人選や事前の打ち合わせがどうだったか。
・ミスが有ったとき、修正できるような、ハード、ソフト両面の準備があったか。
等の次回解決しうる問題点が洗い出されてくるのではないか。

先頭集団にいたリジッド乗りの方の多くも、この2点を主催者側に述べていました。

確かに主催者側に準備不足があったことは否めない。
主催が小泊村から観光協会に移ったこと、実際のことが解るカヤック乗りは村役場でやらねばならなかったこと等、理由はあるにせよ。

だが実際カヤックで参加され、参加者の世話役で奔走されていた(-実名を出してもいいでしょう-)秋本氏や橋本氏の行動をみていれば、安易な精神論には組みできない。

参加者の方も大半は津軽を渡りたいという強い想いでいたと思う。
だから一億総懺悔論には組みできない。

それからはなにも生まれないから。

確率の問題。

洋上撤収はこれで2回目とか。
今回が6回目だからじつに33.3%なんとまあ。

さらに天候悪化のため中止が少なくとも1回有った。
とすれば成功の確率は50% or それ以下。

だからトライアルなのであって、ツアーではないのですね。

これが津軽か。

だから是非・ファルトで・渡ってみたいのです。

(口調が強いのは、怒っているわけでも、ましてや特定の方を非難しているわけではありません。できるだけ余計なことをそぎ落として書いてみたらこうなったのです。)

      人為的ミスであることは否定してません 投稿者:のっぽ@ゲーセン - 2002/08/14(Wed) 22:52:53
こんばんわ。
ではなぜ伴走船のスピードが速くなったか。原因は二つ。速くしないと、福島についてしまうというプレッシャーがあったこと、もうひとつは出発が遅れたこと。邪推したくないですが、早くかたづけたいという気持ちもあったかも。
邪推じゃない二つの原因こそが人為的ミスです。ボイジャー軍団を切り捨てない限り船団全体のスピードアップは無理。ならばわれわれにあきらめろと事前通告が必要だったはず。出発が遅れたのはレポートに書いたとおり。
ところでくみするは「与する」が正しいです。ねんのため

      Re: 津軽海峡御礼 投稿者:城後 - 2002/08/16(Fri) 09:30:29
 レポート読みました。だいぶ状況が分かりました。のっぽさんのレポートの最後、また、ファルトで、津軽海峡に、チャレンジしたい、と勝手に読み取りました。高須賀さんが指摘してるように、こういった議論(内容)は言い過ぎや、中傷などあり、難しい。でも、いい雰囲気なら大いにやりましょう。そして次回につなげましょう。僕は横断には参加してませんが、できる限りの知識で書き込みをします。
 今日は台風のため、長文は書けないのですが、取り急ぎ・・。
 のっぽさんのレポートの書き始め、黄色いシーカヤックが独特の漕ぎ方でがんがん進んでる。あれはサーフィン漕行といってうねりを乗り継ぎながら進む方法です。海峡横断や長距離漕ぐときにシーカヤッカーがよく使う漕ぎ方です。問題は時速10km、またはそれ以上のスピードが出ます。ファルトでこれをやるには川船では無理です。それにファルトは片パドルで漕ぐ状況や、このHPの表紙の写真を見ると、ファルトに向いた海の状況ではないと考えます。ファルトは時速4km切ってないかな?。先頭とケツが伸びちゃうのも結果論だけど、しょうがないかな。

      Re: 津軽海峡御礼 投稿者:のっぽ - 2002/08/17(Sat) 22:51:32
何度も書くようにボイジャー兄弟(現在三兄弟?)は良いフネなのですが、デッキボリュームがあり風の抵抗を大きく受ける、喫水線より下の部分が太くスピードが出ない、という問題がありまして、海峡横断には不向きであります。
とはいえ、前回潮なり54キロを9時間、奄美の36キロレースでも5時間半から6時間で走れているので、平均時速は6キロ出ましょう。ただし、最後のころのぽからさんはまったく進んでおりませんでした。私は最初待ってくれているものだと思っていたのですがそうでもなかったようです。すると時速2キロも出ていなかったでしょう。しかし一方、撤収の30分の間に船団全体は2キロ北に流されていたとのことで、すると時速6キロ近く出ていたことに。。
芦ノ湖の直線6キロでは1時間15分程度で湖尻まで行けますから、静水なら時速5-6キロ、というのがボイジャーの実力値です。行きたい方向にどれだけいけてるか、ということになると、これはもう、風と潮の影響が大きいのでなんとも言えないですね。

      Re: 津軽海峡御礼 投稿者:あきらけい - 2002/08/18(Sun) 02:10:10 <HOME>
>>静水なら時速5-6キロ、というのがボイジャーの実力値です
450Tだと、そんなものでしょうね。K2exp.で湖だと、だらけてて5km/h、普通で7km/h前後でした。(GPS読み)ただし、これはひとり乗船でほぼ空荷の場合。
全長の短いひとり艇だと、波立った時のロスがおおきくて、がくんとスピードが落ちますよね。デザインにも影響されますから、Klight+よりPEの方がロスが大きいと思われます。
川の場合、流速が2km/hで全然流れていないと感じ、4km/hで普通の流れに感じ(気田川)、6km/hで早いと感じます。(千曲川)
爽快な瀬で、8km/hくらい出てます。
GPSって、計画たてるのに便利ですよ。随分安くなっていて、1.6万円のでの十分役立ちます。2万円ちょっとのだと、都市名が出ますし、スクロールも出来て便利です。5万ちょっとで、20万分の一の全日本地図が入っていて、追加でエリア別に2.5万分の一の地図が入れられるモデルが買えます。
漁船にはGPSがついていたはずですから、ペースによる目的地の予想到着時刻も判っていたと思われます。潮については漁業無線で情報入りますし。
相変わらず、主催者からの中止の詳細はないのでしょうか。
別に、私は店のまわしものじゃありませんが、長距離の場合、GPSがあるとペースがつくれて便利ですよ。
http://www.iiyo.net/gps/index.htm

      Re: 津軽海峡御礼 投稿者:のつぽ - 2002/08/19(Mon) 12:50:48
おう! 海用GPS欲しいですね。海だと潮や風の影響があるので、ペースを作るというより、どれだけ影響されているかを知るのにとっても便利そうですね。凪の湖ではモティベーションもあがりそうです。ただ、去年の極北での湖での嫌な思い出がよみがえりそうですね。
これと心拍計を併用することで、ペースづくりや練習が科学的になりそうです。

      Re: 津軽海峡御礼 投稿者:あきらけい - 2002/08/19(Mon) 18:10:36 <HOME>
>>去年の極北での湖での嫌な思い出がよみがえりそうですね
韓国での悪夢が甦る、ともいう?(笑)
GPS大活躍だったのですが。橋が増えてても混乱しないし。

      Re: 津軽海峡御礼 投稿者:のつぽ - 2002/08/20(Tue) 12:51:14
野遊びさん、沈黙しちゃったな・・

[44] 津軽の写真をアップしました。 投稿者:ぽから 投稿日:2002/08/18(Sun) 15:38:34  
  写真をやっとこさアップしました。すみません、東京にいなかったもので。
のっぽ、こみてつ、青森の丸井さんと、みなさんからいただいた写真をならべております。はっきりいって、私は海の上ではほとんど写真を撮れていないので、海上写真は人のものばかりです。

またご感想などおよせください。

      Re: 津軽の写真をアップしました。 投稿者:あきらけい - 2002/08/18(Sun) 16:35:27 <HOME>
すごいですね〜
海峡横断はエクスペディションですね〜
漁船、結構大きいっすね。あれなら相当荒れても撤収してもらえそうで安心感ありますね。ただ、漁船から見えれば、てことですが。

      Re: 津軽の写真をアップしました。 投稿者:アブちん@こみてつ - 2002/08/19(Mon) 06:39:35
おぉ!画像が見たいなと思ってトップページの津軽横断の画像をクリックしたら、カヌーショーのページが開いてしまいました。あれ?ようちゃんの後ろ姿だ....。

具合が変のようです>ぽから様

      Re: 津軽の写真をアップしました。 投稿者:ぽから - 2002/08/19(Mon) 06:59:54
それは、キャッシュに前のページ情報が残っているからです>あぶちん様
トップページで再読込を押してくださいませ。

      Re: 津軽の写真 投稿者:アブちん@こみてつ - 2002/08/20(Tue) 03:05:02
ちゃんと見れました。すみません。
いろいろな観点があって面白かったです。
しかし、私の撮った画像だと荒れた感じがあんまりないのは
一体どうしてなのだろう??

野遊びおじさん作の自作スケグ、360改の参考にさせていただきたく思います。現場で見たかった〜!

      Re: 津軽の写真をアップしました。 投稿者:のつぽ - 2002/08/20(Tue) 12:49:46
私のバヤイはファインダー覗かずに、フォースに頼って撮っています。そのせいじゃないですか?
あといる場所によっても相当イメージが違います。

[38] 津軽海峡レポートアップ! 投稿者:ぽから 投稿日:2002/08/13(Tue) 14:49:35  
  のっぽさんと、ぽからの二本の津軽海峡レポートをアップロードしました。硬派なのっぽさんのレポートに対して、軽いぽからの紀行文、という対比になりました。うーむ。違うものですねえ。
いろいろ議論の元になりそうな話題もありますが、また感想文をこのボードに書いてくださいね。

       Re: 津軽海峡レポートアップ! 投稿者:あきらけい - 2002/08/13(Tue) 17:38:47 <HOME>
両方、拝読させていただきました。
なるほどねぇ、て感じですね。
写真がみたいです。
主催者側のコメントが知りたいのですが、前回のように、Tシャツが届くのかな? そこに同封されているといいのですが。
のっぽさんの、海峡にかける意気込みはよくわかりました。私の場合、海そのものに深い愛着があるわけではないので、すっかり川派になっちゃってますが。

       Re: 津軽海峡レポートアップ! 投稿者:kei - 2002/08/14(Wed) 11:26:03
両方拝読しました。お二人とも仕事が速い。見習わなくては。
本当に捉え方、というかそれぞれ違う物なのですねえ。
そして恐るべきはこみてつさん。手放しって。
写真も楽しみです。なんか海がもりもりと盛り上がってるじゃないですか。
主催者、関係者の方々の感想というか、ご意見も伺いたいところです。
来年もあるようですし、改善はみられるでしょうか。
私事ですが、自分も言うところは言わなくては!と決心して昨日仕事の反省会で「クライアントも含めての反省点」をずらずらとあげましたら、非常にさむい空気が流れました。はははは。

さて、明日より秋元湖キャンプの予定です。楽しみですが日本一トイレが汚いんじゃないかと漏れ聞く秋元湖。キジ場を探すべきだろうか・・・。ようちゃん、女の子(ヲイ)の朝の身だしなみはどうしたらいいんでしょう。

       Re: 津軽海峡レポートアップ! 投稿者:アブちん@こみてつ - 2002/08/14(Wed) 20:28:29
こんばんは、こみてつです。
レポート拝読いたしましたよ! keiさんも仰るように色々な捉え方があるものですね。
確かにシーカヤック乗りの私の立場から、先頭集団〜最後尾艇まで景気づけに行き、そしてレスキューシーンを見た見地とは捉え方が違う部分もあり興味深く読ませていただきました。
結果的な最終局面で、撤収せずの続行であればガイド船にペース配分を直訴するつもりでぽからさんの写真をお撮りしたあとスピードアップし、シー集団に追いつくつもりだったんです。
シー集団の休憩終了?のあたりで追いついてみたら沈&脱した方がいて、あれ〜?な場面展開となっていました。

それにしてもぽからさんの文面で登場させていただいている場面はお調子者丸出しでお恥ずかしい限り....。先日送信いたしました写真も、アップいただけるよう楽しみにしております。
ではでは。

       Re: 津軽海峡レポートアップ! 投稿者:のっぽ@ゲーセン - 2002/08/14(Wed) 23:00:02
keiさんこんばんわ。のっぽです。
いけませんね。クライアントは神様です。気持ちよくさせてあげなくては。
トイレが汚いロケは最悪です。芦ノ湖に変更しましょう。
なお、小泊村にはウォシュレット完備のログハウス風公衆トイレがありました。とーぜん写真も撮ってきました。すすんでますねぇ。

       Re: 津軽海峡レポートアップ! 投稿者:POKPOK - 2002/08/15(Thu) 00:10:28 <HOME>
クモの巣とかがあるので、事前に取り除いてあげると良いと思います。誰かが外さなければただの肥溜め便所です。日本一汚いということはありません。足の踏み場も無い新宿駅のトイレに比べれば雲泥の差ですよ(^_^;)
何事も経験ということで・・
どうしても嫌だというのであれば、事前にすぐ近くにあるコンビにとホテルのをお借りするしかないですねぇ。