SHIMANTO 4 DAY




こんにちは ぷうです/。しまんと、最後です。


最終日、みんな思い思いの出発。
ミヤモトさんは中村まで行くため、朝早く出立。
でくさんは土佐昭和まで車を回収しに行くために同じく朝早く出立。
ぷうは、中村まで行くくごさんと一緒に下り、川登ででくさんを
待つことになった。

 テントは鵜の江に置いていくので、今日のパッキングは楽ね
旅慣れていないので、ほんと時間がかかっていたのだ。

 余裕かましてフネの中を覗く。と、カエルと目があった。けぇろけろっ。
「きゃー」なんて叫べるほど若くはないし、「カエルこわぁい」なんて
かわい娘ぶれないし、仕方ないので自力で追い出し作戦開始。でも出ていかない。
 
 途方に暮れていたら、1時間以上も前にバスに乗ったはずのでくさんが
こっちに向かって歩いてくる。なんで?
 どうも、バスは予定時刻前に行ってしまっていたらしい。ひどい
 次のバスまでたっぷり時間があるので、結局でくさんも川登まで
行くことになった。
 カエルをくごさんに追い出してもらい、出発。

 鵜の江から川登まで、本当に極上ツーリング。
白い花の咲き乱れる森が岸のそばから広がる。甘い匂いがする。
相変わらず、鳥のさえずりは続く。穏やかな流れ、穏やかな時間。

 フネの上で江川崎の食堂のおじさんからもらった「ぶんたん(柑橘系の果実。
夏みかんの柔らかい奴みたい)」を食べる。すっきりした味が気持ちいい。
自然の中では、自然の物を食べるのがやっぱりいい。

 遊船のおじさんとお話をする。川は相当濁っているとのこと。
普段は7m先まで見えると言っていた。

 川登には昼前に到着。ホームページで見た「かつをのたたき¥500」を
購入。ついでにバス停を探すが見あたらない。地元の人に聞くと、
「あの郵便局の辺り」らしい。「辺り」ってどこよ?!。

 たたきを食べて、でくさんは今度こそ車の回収に向かい、くごさんは
中村に出発。ぷうは川原でお留守番。
 くごさんを見送る。カヌーは音もなく、だんだん小さくなっていくので
なんだかさみしい気持ちになる。
 
 その後6時間、川原ででくさんを待つ。
 普段電車とか使って移動しないので、「待ち時間」は新鮮。
ひまなような、旅が終わってさみしいような、楽しいような一人の時間。
 バックパッキングはしたことないけど、こういう時間もいいのかもね。

 この後、「地獄の女囚コマンドー:睡魔@まいろさんじゃないよ
(ごめん、内輪受け)」と戦いつつ、開通直後の明石大橋(?)を渡って
帰りましたとさ。

おしまい


鵜之江の川原での焚き火。椅子でお休み中のくごさん、ぷうさん。


【 行動日 】 1998/4/29
【 場 所 】 高知県四万十川 鵜の江〜川登
【 天 候 】 晴れ
【メンバー】 くご、でく、ミヤモト、ぷう



ではでは
長い長い文を最後まで読んでくれてありがとね


ぷう