ご注意
今更ですが、カヌーは自己責任のあそびです。
技術を見極めた上で危険のないフィールドに行きましょう。
堰越えは「それなりの」危険があります。
変なところで事故を起こして規制に繋がらないようにしましょう、ね。

さて、ほぼ1か月ぶりになる、朝練をやってきました。
今度狙うのは、宿河原より上流側です。
今回は朝にカヌーを背負って南武線に乗る。早いほうが空いていてよい。

堤を組み立てる前に、RSの方々とお会いして、結局出発したのは7時20分くらいでした。

朝もやの中にうかぶ稲田堤の堰。
正式には、二ヶ領上河原堰という。ここは、右岸からポーテージ。
ポーテージ可能と聞いていたが、私がやるのは今日が初めてです。


写真左が取り付きの部分。魚道に引き込まれないようにしながら艇をあげる。
それほど流れはつよくないので、引き込まれる人はいないでしょう。
上陸するところにゴミが溜まっていることがあるのに注意。
あと、昼間は釣り師や散歩する人のいい見せ物になるのは間違いないでしょう。


ここから、魚道脇のルートをカヌーを持って歩く。
初めの数メートルは、「欄干がない橋を下っている気分」で、高所恐怖症には心臓に悪いかも。
ルートの半分は常に濡れているので、すべらないようにしましょう。
ルートはなだらかな下りになっていて、最後はカヌーを置いてぴょんと飛び降ります。


下流から望む稲田堤の堰。
左岸側がどうなっているか見なかったけど、下った後が浅くて苦労しそうだな。


このあたりをはじめ、釣り師は多かったです。
声をかけてきた釣り師がいたので、「何が釣れるんですか」と聞いたら、「つれない」だそうです。

鯉がけっこう浮かんでいました。前回も見たマルタらしき魚影も結構見ました。


いくつか、軽い瀬があります。そこだけは、ちょっと楽しい。
浅いところも多かったのですが。
このルートも、インフレータブル向きで、ファルトでやると穴が開きそうです。


この草陰にマルタが「つがい」でいたんだが、
シャッターチャンスは思いっ切り外しました。


マンションと瀬。川のルートがいくつか見えますが、まあ、間違えて下ることはないでしょう。
左岸のルートは浅くなります。おそらく、うーんと浅くなるでしょう。


名所、かどうか知りませんが、狛江の多摩川の5本松。
時代劇の撮影に使われるポイント、だそうです。


対岸にも松が生えています。もう水道橋、小田急線に近いところで、
宿河原の堰がつくる湖に入ってきました。



小田急の橋の下を下るときにロマンスカーが駆け抜けていきました。
現在、橋梁工事中で、上りと下りが別の橋になっているのです。


さて、本日二つ目の堰、宿河原堰です。
正式名称は二ヶ領宿河原堰。上の堰とペアのようで。
右岸からポーテージという手もあったのですが、前回と同じところに上陸じゃ、つまらないのと、
また管理人らしきおじさんと議論しても考え物なので、左岸からポーテージ。
魚道をみていると、ポーテージしなくても下れるんじゃないかと思ってしまうのですが、
監視カメラで見ているそうです。 いい子は大人しくポーテージ。
写真右は宿河原堰下。岩盤が露出していて、みるからに難儀しそう・・


で、その岩盤露出の中。こんな感じで流れの中で座礁しました。
テトラポットの上を漕いでいるようで、安易に艇を降りられないので、ちょっと難儀。
まちがってもファルトボートで来てはいけません。底、がりがりでしょう。


で、岩盤を抜けると、ちょっとだけ漕いでゴール。
はるかに宿河原堰がみえています。
前回のスタートにした猫の額の砂浜に上陸。

GPSデータ
スタート時間:7時22分 ゴール時間、9時20分
走行距離、7.3キロ。所要時間、2時間2分。最高速度9.7キロ/h。

うーむ、ポーテージに時間がかかりすぎ。朝練にあるまじき時間になってしまいました。