多摩川稲田堤でカヌー

(2001.4.28)
さて、行って来ました多摩川カヌー。前回下見した稲田堤で、カヌーをしてきました。
本日午前10時出発、一時間強カヌーを漕いで、途中で食事して帰って2時帰着というお気楽カヌーです。
天気が良く、暑かった。見事焼けました。4月なのに。

先日、「朝練」しようとおもって朝6時半に稲田堤にいったのですが、見事門が閉まっていました。門は閉めるんですね、夜は。今日は午前10時に家を出て行ってみましたが、これで「当たり」のようで、まだまだほとんど人はいませんでした。ここは9時から開くのか、10時に開くか、知っている人がいたら教えてください。けっこういいかげんというのが答えのような気がしますが。

カナール組み立て編
こっちのほうが書くことが多そうだなあ。。。。
本物の進水式は那珂川ということになっているので、今日は「練習」ということで。

組み立て開始の図。ザックは背負い式で、きっちりしているので結構背負いやすい。
キャペットに乗っていた人間としては、リブが4つあるのがちょっと感動的。で、1番リブと、4番リブをならべてみました。これだけ形に差があるのですね。赤い印がついているのが前、青いのが一番後ろ。前の方がおおきい。船体断面がうしろにいくにしたがってひらべったいということ。

カナールは、最後にくさび形のパーツを止めて船体のテンションをかける方式で、これが止まらない。(写真左がそのくさびを入れる船体後部の部分。)
「あらかじめ、家の中で一週間ばかり組み立てっぱなしにしておくといいですよ」との、ミナミ店長のアドバイスに従って、つくりっぱなしにして家の中にころがしてあったので、今回の組み立てでは3分程度押し込んだだけではまりました。(初回組み立て時は40分は格闘しました)船体布はゴム製だそうで、結構癖がつくものです。
まだ堅いので、GW中はベランダにつくりっぱなしにしてやる。


シートの背もたれは左図のようにバーに差し込んで固定する方式。フレームの状態では写真右のように縦に止まっているのですが、これが船体布をかぶせると干渉してしまって役に立たない。後部の荷物が出し入れしやすいのはいいのですが、ちょっと背もたれとしては。。。。

で、帰ってからやった工夫点。はじめにフレームを後ろのパーツに差し込むのですが、マークが前方にあって、とまどっていたので、フレームにマークをしておきました。これで組み立てが少しは速くなるかな。


漕ぎ出し編

で、やっと漕ぎだしたわけですが。感想としてはカヌーポイントとしてはまあまあ。一時間カヌーを漕ぐだけならけっこうつかえます。

ほら、底まで見えるくらい水がきれい。なあんて、けっこうどこもかしこも浅かったからと言うこともあるのですが。水はきれいなところはまあまあ、でも淀んでいるところではやはり都会の川の形相を示しますね。

稲田堤から上流へあがって中州でひとやすみ。けっこういい川にみえるでしょう。


カナールの感想としては、やっぱり長い艇はスピードが出ていいなあと言うところがきますね。スピードに乗れば二人乗りのバレントに張り合えるんじゃないかと錯覚するくらいスピードに乗れます。
このへんはけっこう浅くなったり深くなったりしているので調子に乗っていると座礁します。

貸しボート屋にはカナディアンもありました。
写真の向こうにカナディアンが移っているのが判りますか。
この人に、「その赤い船は何処で借りたんですか」と、聞かれた。どうみてもカナディアンの一人乗りでもてあましていました。まあ、ちゃんと進んでいましたけど。


向こうに見えるのが川幅一杯にある堰。まともに流れているのを知っていたので、あまり近づかなかったのですが、帰りに車から見たところでは、貸しボードの釣り人が近くでのんびりしていました。流れはこの辺では止まっているようです。でもそれなりに水が汚くなる。



天下の多摩川中流域なので、いろいろな人がいます。注目されているんじゃないと思うんですが、このへんはカヌーもウィンドサーフィンもやっているひとがいるので、それほどでもないような。
釣り人はまあまあいましたけど、トラブルなし。
浅いところを漕ぐとフナらしき魚がたくさん逃げていきました。結構大きい。

で、ばらして帰りました。ばらすのはけっこうはやい。
というわけで、またちょくちょくでけられればいいなとおもっています。ここで赤い艇に黄色のパドルの人を見かけたらきっと私です。