2013.519.

ひとつ、ふたつと数えていくと10から「つ」がつかなくなる。
釣り人の間では、10匹以上釣ることを「ツ抜け」というらしい。
去年から釣りを初めて、まだツ抜けはありません。
数釣り、してみたいですね・・、と、妄想してました。


さて、
カヤックフィッシングの集まり、房総手漕ぎ漁協組合の
ねこじろーさんが新艇を購入。
進水式で集まろうという話になりました。
1泊2日、カヤックフィッシングイベントです。
でも、私は土曜日に別件があって、土曜日の夜に現地到着。
ほぼ日暮れ時だったので、大急ぎでファルトの組み立て。
無事に暗くなる前に組み立て完了して、飲み会に参加。


いや、カヤックフィッシング話で盛り上がるのは楽しいモノです。
考えてみれば前回ここまで集まったのはカヤックフィッシングミーティングのとき以来かも。
今日の釣果が天ぷらになってました。
シロギスの天ぷら、おいしいです。キャンプで天ぷら、ちょっと感激できます。


やっぱり釣り人は場所を秘密にしたがる、と言う話で盛り上がり・・・。
カヌーツーリングだと良い景色ありました〜と、
みんなに吹聴したくなるんですけどね。

うちのサイトも特定地名を明確にしないほうがいいのかなあ、と。
まあ、判る人にはすぐ判るように、しておきます。

しかし、土曜日は風が強かったらしい。
その中で釣る人はすごい。
あしたはもう少しもう少しよくなる予報。


朝です。しっかり4時半で目が覚めました。
起きられるものだ。
朝日がきれいです。今日は風なし。べた凪。カヤック日より。


出航、5時半ごろ。起床から時間がかかってしまうのが難点・・


朝の陽のなか、遠いほうの根をめざします。
そっちのほうが大物が釣れそうだから。
朝マズメはなかなか狙える機会がないもので。


いっしょにでた房総手漕ぎ漁協組合のカヌーが数艇。
みなさん、朝早い。
若干、飲み過ぎて寝ている人がいましたが・・・・


湾内、静かだったのに、ある一線を越えたら、風とうねり。
いきなり風が強くなった。
どうやら、湾の際に立っている崖が風除けになっていて、
そこのエリアをはずれると波風がくるらしい。
湾の風がどうなるか、身をもって勉強。

このくらいの風なら釣れると、がんばって鯛ラバを落とす。


やっぱり、釣りにならん〜


魚群探知機には、反応あり!なぶらかなあ。
しかし、風とうねりで、それどこでなくなって、退散・・

風のないところまでひっこもう。と、岬を目指す。
せっかくの朝マズメの時間帯が、漕ぐだけで過ぎていく・・・


崖のそばまで帰ってきました。
ぱたっつ、と、風がやみます。崖の効力ですな。
風向きが変わったとしても、この位置ならすぐに帰れる。

水深が浅いので、鯛ラバはあきらめて、
まさきさんからもらったジャリメのシロギス狙いにする。

ジャリメ、はじめて使いましたが、なかなか針に刺さりません。
アオイソメより細いから、うまく刺さないと胴体が切れるし。

しかし、餌もちはよくって、数回引き上げても動いていました。
この動きがサカナをおびきよせるんですね。

で、数回で、初あたり、おお、さすが生き餌!


きた、トラギス。あれ、本命はどうした?


またきた、大きなあたり、ベラ。
そこそこ大きくていいんですが、今日の本命はシロギスなんだが。

なんか、またシロギスだけは釣れないという、嫌な予感が頭をよぎる。


 
とおくにコブをつけたタンカーがゆっくり走っていく。
岩場の島には何人もの釣り人が渡っていて、
竿を出す場所がないんじゃないかと心配にさせるほど。

なんて、景色見ていても釣れないので、
すぐに場所移動、を、繰り返していたら、きました、あたり。
竿先がぶるぶるぶる・・・


来たー、本日初のシロギスです。
1匹目は、嬉しいですね。


天気は、そこそこ。ドライスーツで出てきて、暑くなったときに後悔もしましたが、
雲がかかると寒くなる。この時期は体感温度もどんどん変わる。

 
またきた、シロギス、たまに、トラギス。
基本的にシロギスで嬉しい。
ちなみにファルトボートの底に黄緑の小さなお盆を載せてました。
ここで餌付け。結構便利。
というか、こういうのがないと、虫餌はファルトの底を伝って、どっかに行ってしまう・・

 
きました、シロギス。
シロギスの数が順調に伸びてきました。
シロギスのあたりはぶるんぶるんと良い感じですね。


シロギス、20センチクラス。
ちょっと大きいので、今回初使用の網に入れてみましたが、大きさは判りにくい・・

 
そのあとも、シロギスがぽつぽつ、釣れています。
今回はシーアンカーを使わなかったので、すぐ移動できる。
移動できる分からか、入れ食い状態まではなかなかなりません。


本日の餌箱。こどものおさがりのしまじろう弁当箱・・・
この中で、××××がうごめいているとは誰も思うまい・・・


来た、初の2匹がけ。
と、思ったらヒイラギだった。
ヒイラギのひきもけっこう強いんですよね。

 
来ました、シロギス、シロギス。
やっぱり、釣れると、楽しい。

 
そのあともちょっと移動しては釣れれば留まり、釣れなければ移動し、を繰り返す。

そろそろシロギスも良い数になってきたので、
やっぱり鯛ラバがしたい、と、再び湾の外側へ。
やっぱり風が強いので、遠くまでは行かず、ぎりぎりのあたりをさぐる。

そうこうすると、突然、海の様子が変わった。
ざわざわざわ・・・・雨か?雨なんかふってない。
海面が騒いでいる。

ナブラだ。



ナブラ!今年初のナブラ!
あわてて、仕掛けをつけかえて、ルアーを投げる。
ナブラ撃ち!あたれーーー。




あたらん。

2,3投したところでナブラの音は止み、
再び静かになってしまった。
さらに数投ルアーを投げるも、かからん。

でも、置き竿にしておいたサビキ仕掛けを引き上げたらなんかいた。

イワシ、2匹。
ナブラの正体はこれだったらしい。
サビキなんて、コマセ餌なしでとりあえず落としておくもんですね。

 
遠くに船がなんかをひっぱって走ってました。
大きな生簀かなにかを引いているみたい。
生簀の上には鳥山。
あの鳥山の下で釣りたいねえ(笑)

そんなこんなで風の中にいるとどんどん流されて根の近くまで来た。
いきなり魚群探知機の水深が変わるので判る。


で、かかった。メジナ。小さいけど、人生初メジナだ。

さて、その後、あたりなし。


帰る方向に漕ぎ始めて、なんかありそうなところでは仕掛けを落とす。
かかりません。もう終わりかな。


水面に死んだ鯛が浮いていました。
生きて釣ったら嬉しいんだけどなあ。
もったいない。。

最後の一匹、と、ねばっていたら。

来ました、ヒイラギ。
最後にヒイラギに遊んでもらって、釣り終了。
12時半すぎ帰着。7時間以上海上にいた。

すっかりみなさんは解散してしまっていて、
まさきさんが待っていてくださりました。
すみません、海上に長居したみたい・・


クーラーボックスいっぱいのサカナ、こんなに入れたことは初めてだ?

帰ってから内容確認・・

シロギス11+ねこさんから戴き物4、
イワシ4、ベラ1、メジナ1、トラギス2
戴き物のコチ1
合計、24匹、釣ったもの、19
ツ、抜けました!
釣りを始めてから、初「ツ抜け」です。


シロギスは、当然、天ぷら!


シロギスは背開きなんだそうだ。
釣った魚はみーんな開きました。
われながら良くやる・・、ああ、疲れた。


天ぷら、3皿分。
活きのいいシロギスの天ぷらはおいしい。
釣れれば楽しい、ですな。

房総手漕ぎ漁協組合のみなさん、どうもありがとうございました。
房総は、いいところです。


参考ページ
まさきさんのブログ「希望の道」


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