2014.7.26.

あ、先に書いておきますが、霧の中、あぶないです。
カヌーを出すときには自己責任で。



本日は三浦半島、シカトロ、シイラ狙いです。

平日でも朝から艇をだしている逗子在住、jogoさんのブログで、
でっかいシイラの写真を見てしまったら、
今年の目標の鯛、どころではありません。

目覚まし3時半だったのに2時に目が覚めた。
おお、これはラッキーと、身支度して車を走り出したが、
どーもこーも眠い!
かくて、PAで休憩。
結局3時起きしたのとあまり変わらない時間になった。
勉強しました。私は3時より前に起きてはいけないらしい。


出港、5時50分。それでも6時前に出ているので自画自賛。
本日は2リットルのペットボトル緑茶と500ml午後の紅茶を積み込み。
暑くなるらしい。



海は、風なし、波なし、べた凪。
ありがたい。
シカトロの仕掛けと、ロッドのルアーを引きながら逗子方面をめざします。


海流が同じ方向なのか、速度が出る。
海流が同じ方向のときは釣れにくいと勝手に思っていたのですが、
いきなり、ドラグがぎゃああん、、、と、音を立てる。
かかった。これが、よくひく、走る。


 
サバ、でした。後から測ったら34センチ。
このとき6時17分。幸先いいね!


こいでいくうちに霧が出てきた。

 
太陽がお月様みたいに丸く見えています。
50m先から真っ白。
ガーミンGPSが役に立つこと、役に立つこと。
逗子カヌークラブはGPS無しでも霧の中を漕いでしまう人が
居たりするのですが、
私は、機械の力を借ります。。。。。

それでも、漁船の音とか、いろいろな音が近くにないか、
何かいきなり見えないか、見回しながら漕ぐ。



霧の中も幻想的な世界。
ちょっと肌寒い。今日は暑くなるはずでは・・・

漕いでいくと、いきなりぽっかりボートが係留しているのが見えたりする。

遊漁船は、マイクが大音量なので、たいていは見つける前に判る。

こちらも、ラジオの音をあげて、サイレン代わりに位置を知らせる。
ちょっと音がうっとうしいが、自分の居場所の主張は大事である。
朝の体操が終わって、ニュースとか堅い話をしていた。

 

向こうに漁船。動いているなあ、と、目を凝らすと、そのまま転回していた。
どっちにいくか、はっきりしてくれ〜。

あくまで、大きな船とは間合いを取って、こちらから発見するようにして、漕ぐ。


そうこうしていると、ロッドに感、あり。またドラグがぎゅいーーーん。

 
7時40分。シイラ。網に入った後でもよく動く。
カヤックフィッシャー御用達、ランダムトゥイッチャー、いい仕事してくれています。


名島の沖合いにはボートつりの人がちらほら居る、
そのなかに見覚えのあるシーカヤックを発見。
ご無沙汰しておりました。
逗子カヌークラブ、卓パパさんである。


防水カメラを持っていた。そのまま水中に入れることができるという。
これは、面白い。
うちのサイトは静止画基本なんですけどね。


地元の卓パパさんの場所移動についていく。

行った先は、パラダイスだった。

まわりじゅうで水がボイルしている。
ばしゃばしゃ跳ねている。
さかなっけの多い海。

「たまにばしゃあん、って、大きな音がするのは、
小魚を追っているオオモノがいる」
と、言われて、やる気になった。


ここでもしばし、いろいろ手を尽くす。

しかし、かからんっつ・・・

でかいのはいないのかなあ。
ルアーでかからない、という状況を見て、
しからば、と、ジギングサビキを落としてみる。

 
群れの正体はわかりました。小サバとイワシが続けて上がってきた。
小サバの背中はさっきからボイルの中で見えていた。




逗子カヌークラブのほかのメンバは、もうあがったとの知らせが入る。
卓パパさんともお別れ。もっと沖合いに出てみると。
私は、そろそろ帰り始めないと、また暑くなって瀕死の思いをすることになる。



漕ぎ始める。けっこう岩の近くまできてしまった。

さて帰り道。物は試し、と、持っている中で一番大きなルアーを流してみる。

これが、あたった。
ドラグが鳴る、鳴る。
あげるときが楽しい。
引っ張っているときに、もう1匹がついてきているのが見えた。

 
シイラ君です。でかい。嬉しい。
でかいルアーでも役に立つものですね。


シイラをあげてみると、卓パパさんが帰ってきた。
「メーターサイズのシイラをかけた。ラインを切れれちゃった」
だそうで。

メーターサイズ、いいなあ、ちょっと私もかけてみたくなる。


ラインが切れたから帰ります、と、帰っていく卓パパさん。


で、ひとりになった帰り道。

いきなり、ドラグがなった。
おお、すごい、、と、ロッドを取り上げて後ろを見る。

その瞬間、跳ねた。

おっきな三角形のトサカのような背びれ
カジキマグロ、のわけはないので、シイラ、である。

しかも、でかい。1mはありそうだ。
一気にヒートアップした。楽しい〜。俺のところにも来るもんだ!!

リールはそこそこ巻ける。これは、と、思ったが、単にこっちに泳いでくるだけのようで、
いきなり方向転換。ラインがひかれる。
ぎゃんぎゃんドラグが鳴る、と、思ったら、すかっと軽くなった。
ばらした〜。
フッキングが浅かったらしい。

いやあ、このあたり、すごいのいるね!!
このとき、10時12分。


だいたい、霧ははれあがっていた。
晴れると、暑い。
例によって、アタマに海水をたらしながら漕ぐ。



帰る途中。前回来たときに、この島の周りは本当はつれるだろうなと、思って、釣れなかったのを思い出した。
今なら、つれるだろうか。魚群探知機の反応もばりばりあり。

きました。
 
カサゴ君です。
ちゃんと釣れるものだ。
やろうと思えばもっとがんばれそうですが、暑くなるので帰着を優先。



帰る途中。複数で漕ぐタイプのボートが2隻通り過ぎる。
2隻目は、水着のおねえさんばっかりが漕いでいた。
逗子葉山は海の上でも都会だ・・・。



シーカヤックの団体が海に出て行く。スクールかな。



帰着、11時15分。暑い。

前回懲りたので、今回は、砂がついていても良いから、
片端から荷物をクルマに放り込むという撤収作戦。
着替えもしないで出発して、途中のコンビニの駐車場で着替えとお弁当。
暑いときの撤収は、いつまでも暑い駐車場にいないのがコツ、かも。



クーラーボックスは魚でいっぱい。
魚がもうワンサイズ大きいと、このクーラーでは入らなくなる。
しかし、まだクーラーボックスを買い換える動機にはならないサイズなんだよなあ。
クーラーボックス買い替え作戦はしばらくおあずけ。

しかし、トップの魚は釣るとき楽しいですね・


 

本日の釣果、サバ34センチ、小サバ、イワシ
シイラ2、大きいほうが43センチ。
カサゴ20センチ。

三枚におろすのもすっかり手馴れてきたかも。
フライパンでたっぷりの油でムニエルに。
サバもシイラもおいしいね。
カサゴだけは刺身にしました。これも身がしまってておいしい。

いやあ、逗子の海、いいところです。


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