2014.9.6-7.

まさきさんの企画、題して「終わらない夏!2014!」に参加してきました。
いつもの房総手漕ぎ漁協組合と、ツーリングをメインの方々の
両方に声をかけた週末キャンプのイベントです。
私にとっては、1か月ぶりのカヤックになりました。

土曜日は4時半起床5時出発。
朝6時過ぎの海ほたる

既に船の姿がちらほら・・

現地到着、7時20分。

参加者のみなさん、もう来ている・・・・
ゆうべから来ていたらしい。

既にまさきさんは出航するところだった。
ファルトを組み立てていると帰ってきた。
釣れている・・

シカトロでサバ、餌つりで小魚いっぱい。
この小魚、このときはヒイラギだと思っていた。

いやあ、この海、魚っけ、ありそうです。今日は釣れるかも?


おしゃべりしながら組み立ててたら遅くなった。
出航、8時50分。
今日はツーリング組と釣りのカヤックばらばらで行動。
ツーリング組が出るまで、まずは私は釣りをすることに。

マヤジーさんと出ていたら、マヤジーさんがまさきさんから餌をもらってきていた。
それをおすそ分けしてもらって、まずは手堅くキスから釣る。

ほぼ一投目で、来た・・
 
え、キスでないじゃん。
よくみたら赤い体に青い点々。真鯛じゃ。
真鯛の子供はチャリコというらしい。

いちおう、初、真鯛???
今年の目標達成??いや、いや。。。

 
とはいえ、キスを釣ろうとしても釣れてくるので、釣ってしまう。
海中は様変わりするもんですねえ。
前に来たときは、まったくつれなかったのに。

いいかげん、えさが尽きたころに、ツーリング組がでてきた。

ツーリング組をいっしょに漕ぎはじめる。

見ていると、まさきさんがシカトロで釣り上げた。
これは、後れを取るまいとシカトロの仕掛けを引く。

ほどなく、かかった。

また、魚種不明魚。なんだこれ??
あとからシマアジと判明。高級魚です。


大房岬を回りこむ。
前回はとても海峡が悪くて行けなかったところ。
今日はべた凪、風なし。ツーリング日和。

 
このあたりの景色はすばらしいです。西伊豆に似ているねとの話もあった。
ツーリング組はまさきさん、ちかさん夫妻、joeさん、Mさん、スナフキンさん。
ファルトの比率高い。

 
天気がいい、日焼け止め塗らないと顔がぴりぴりする。
そのくらい、いい気候。凪なのでいうことない。
しかし、シカトロにかからない・・


ここで、ツーリング組は浜に上がってのんびりするというので、
分かれて、私は目をつけていたポイントへ。

海の上で他のカヤックにお会いして会話を交わす。
ちょっと前までは魚群探知機にイワシのボールが写っていたそうですが、
今日は反応が薄い。


やっぱり、釣れない。
おっかしいなあ。

と、がんばっていたら、あたりが、あった。
けっこう引く、これは、来たかなあ。

つれると嬉しいなあ、などと、ひきあげてみたら


エソ〜

いや、お前は嬉しくないんだって。
エソ釣ったのも久しぶり??これがひさびさのジギングの獲物だったりする。

 
上空にヘリコプターが。
湾内ぐるぐる低空飛行で回っていた。
今日は、市販の鯛ラバも試してみる。

お、また来た。ちょっと軽いな・・・



また、エソ〜


あのなあ。

今度は必殺のスピンテールにしてみる。
水深の浅いところはスピンテールが経験的に釣れている。

これで流れが変わるか。

おおお、来た来たっつ


またまた、エソ〜
少なくとも、オキエソではないらしい・・


めざすポイントはどーも不発なので、
岸のそばで釣ることにする。

 
景色はすばらしい。しかし、海流が岸方向なので、
いきなり座礁しないか不安。

粘っていても、なかなか釣れない。
と、向こうからツーリング組が帰ってきた。

ここで合流。
と、いきなりロッドがしなる。いいところ見せられるか、と、一瞬思ったが、
根がかりであった。
いや、ランダムトゥイッチャー、なくすのはもったいない。。
しかし、なぜ表層のルアーが根がかりするんだ??
押したり引いたりして、まさきさんがひっぱったら取れた。
「もしかしたら、魚かもしれませんよ」
ともあれ、このルアーが生還してよかった。


しかし、その後、必殺のスピンテールを根がかりで失う。
いやあ、こっちももったいなかったが。仕方ない。


で、岬の砂浜に上陸。
 
のんびりお昼のパンをかじったりして。
このとき、13時過ぎ。

これまでの釣果で終わらせるわけにいかない・・・

ここで、ツーリング組とまた分かれて、ひとり別のポイントにいってみる。
まだ今日のキャンプ分の食材はないよなあ。

シカトロをひいて、漕いでいたら、糸巻きがあがった。
来たっつ。しかも、重い。
青物だ。

これは絶対あげなければ、と、緊張して引く。
最後もぐるぐる回る。網をだしたらまだ元気になる。

最後はカヤックのどてっ腹にはさむようにしてネットイン。


来ました、イナダ!
 
初のイナダかもしれない。うれしい〜。これで今晩お刺身が取れる。

しかも、ブリ系は去年釣れていないので、すごく久しぶり。
いやあ、狙っていた刺身の魚が来ると嬉しい。


狙ったポイントで釣ってみるも、不発。
今日は狙いがあたらない。
で、徐々に帰ってきた。帰る途中でまさきさんに会う。
聞くと、シカトロで小サバがつれまくっているらしい。
見ている間に釣れた。

それは真似しなくては、と、シカトロ。
しかし、まさきさんと同じペースでは釣れない。


やっと来ました。小サバ。

 
その後もまさきさんに付き合うも、こっちにはかからず。
終わってみればまさきさんは小サバ15匹も釣り上げていた。
魚に選ばれたか?


本日の釣果。イナダ36センチ、シマアジ20センチ、
エソ3、小サバ1、小さな鯛6

いやあ、釣れてよかった。


他に、マヤジーさんが小アジをいっぱい釣り上げてきていた。
雷神さんは、ホウボウとか、イナダとか、豪華な魚をたくさんあげていた。

夜の宴会は刺身となめろうとてんぷらが並んで、豪華でした。
エソの天ぷら、おいしいですね。



翌日あけまして日曜日
雷神さんが鯛のポイントを教えてくれるとのこと。
雨の予報がでていたので、どうか、という話もあったのですが、
明けてみたら風なし、雨なし。
雷神さん、マヤジーさん、ぽから、の3艇で
5時にキャンプ場を出発。


ひさびさに車載しました。
ちなみに帰るときにはキャリアも外した・・


ぱぱっと準備して、出航。6時半。
曇り空。


でも、べた凪。これなら行けます。

 
ちょっと出たところで、ためしに、と、ルアーを投げる雷神さん。
と、いきなりロッドがしなる。見ている前で大きなマゴチを釣り上げた。
見とれるしかない釣りの腕前である・・。はやっつ。


雨模様になってきた。
下になにかいる、というのでジギングしてみる。
雷神さんの狙いはシイラだそうで。

と、手ごたえあり。なにかかかった!
これは、と、臨戦態勢になる瞬間にぱっと軽くなった。
ばらした、と、思った瞬間、目の前に水柱があがった。
「シイラだ」
メーターサイズだったらしい。
さすがにスピンテールの小さな針ではでかいシイラはかからない。


ポイントに到着。
雷神さんが以前釣ったところとのこと。
私は鯛ラバの釣果がいまひとつなんですが、
15回くらい巻いて落としてくる、とか、
一定速で巻くとか、
いろいろ教わりながらやってみる。

と、雷神さんのロッドがしなる。かかった。
引き上げる途中も解説が入る
「真鯛ですねえ」「40はありますね」
なんでそういうことがわかるんですかねえ・・
経験のなせる業。。。


52センチの真鯛を取り込む図。
実績ポイント、どころか、目の前で実績を見てしまいました。
釣り番組を見ているかと思った。

よおし、真似して釣るぞお。

しかし、、、かからん。


だめかあ。
そんなこんなで頑張ってみましたが、
風がつよくなる。
いったんはやんだのですが、再び強くなった。波も上がってくる。白いのも。
「これは、撤収ですね」
風は岸向きの風だったので、追い風。
あまり漕がなくても6,7キロ時速がでる。


風と波に押されるように帰ってきた。


到着、9時半。
この後、さらに風が上がる。風速10m以上はあったかと。

撤収しているとどこかの車が隣に止まった。
でてきたお兄さんが星のマークの入った身分証を見せてくる。
「海上保安庁ですが、これから(海に)でるんですか?」
「とんでもないです、今逃げ帰ったところです」
ちゃんとパトロールしているんですね。。業務ご苦労様です。

本日の釣果。
 
真鯛、52センチ、サバとマゴチ。もちろん、雷神さんのです。
しかし、今日いろいろとノウハウが聞けたので、次は釣れるような気がする。

今日話していたことを帰宅後に雷神さんがまとめてました。
雷神さんのブログ「鯛ラバゲームについて
これは、勉強になります。

で、カヤックをばらして撤収。

帰り道に館山のラーメン
 
館山市、ラーメンおかもと「ばらなんラーメン」
肉がおいしい。夏とはいえ、小雨の中で漕いでいたので、
あったかいスープがしみます。
田舎にはおいしいラーメンがあるよね。


こんな感じで、週末二日間。
ひさしぶりのカヤックにふさわしい、実りの多い週末でした。
千葉の海も、いいですよねえ。

コメントはこちらへ


ホーム