カンパチ !
2018.11.3.

11月3日、祝日。
前日の予報は、西伊豆、三浦半島が強風予報で、東伊豆だけ凪。
私の行先は、天気予報で凪と出ているところです。

前回買ったひとつテンヤの餌が
まだ冷凍庫にあるので、これを使うのが一番の目的。
クラッチの切れなくなったリール紅牙が
修理から戻ってきたので、それも使いたい。

この数日寒くなった。ドライスーツを出すか悩む。
朝10℃弱、昼は18℃の予報。
ドライスーツの下を一枚にして、上着を羽織る作戦。
ついでに、カイロも貼ってみた。

2時40分起床、現地到着した時にはカヤッカーはおらず。
日の出直前にボートが2隻出艇していった。
 
後を追うように、6時前に出艇、海上で日の出を拝めました。
ご来光、まぶしい。

カイロは、暑いので、早々にはがした。
ドライスーツに下一枚で、ちょっと肌寒い時もあり。
漕げば暖かくなるので、ちょうどよかった。

セッティングに間違い発見。

リールの、レベルワインダーに糸が通っていません。
朝早く出てきたのに、ラインを外して通しなおして時間をロスする。


さて、ひとつテンヤで、来ました。

アカハタ〜ちょっと小さい。
このあたりはアカハタが多いんだった。

場所を替えて、さらに南に漕いでいく。

 
ちょうど、前線の端っこに居るのか、北側は晴天、南側は厚い雲という、1/2の空模様。
遠くの山は朝日を受けてきれいなんですが。

むこうに遊漁船の団体発見。その上に鳥も舞っている。

これは、魚の群れがいるなと、そばにつける。
遊漁船の群れの中に入ると危なそうなので距離を置く。

魚群探知機の反応、出てます。しかし、遊漁船からのノイズがひどい。
これは、遊漁船の下にいる魚影か?

群れなら、ひとつテンヤでなくてTGベイトだろう。と、当たった。
 
イトヨリ〜。これは、群れが来た。

釣っていたら、遊漁船が目の前に集まってきた。


一隻は、私の周りをぐるっと回る。
そんなとき、アタリ、あり。けっこうでかい。

アオモノの引き。ロッドを曲げてやりとり。
リールを回す腕が疲れても回し続けるのがひさしぶり。
遊漁船の客がこっちを見ているのが見える。
というか、釣っている間に遊漁船に囲まれた。

釣りながらも周りを見回す。
こっちに近寄る船がいないかと360度安全確認が必要になる。

 
来ました、イナダ!46センチ。

遊漁船に取り囲まれてしまっていたので、
カヌーが潮で動いてしまうのを心配して、脱出。

ここにさっきから居たのはこっちだぞと主張してみたいけど、
あのスピーカーでなんか言われそうだ。(笑)

このとき、遊漁船を数えたら9隻だった。


その後、海上のカヤッカーと会話。
赤いファルトの方と海上で初めて会った。

さすがに、距離を置いていると、アオモノは釣れない。
 
見ていると、どんどん遊漁船が増えていった。最盛期には19隻。
このあたりでこんなに見ない、というくらい密集体形。

遊漁船の船長のスピーカーがよく聞こえる。

「右側の人、すぐあげなじゃダメだよ」、
この船長さん、聞こえている30分の間に、3回はお客さんにダメ出しをしてた。
いやあ、休日にお金払って乗って、ダメ出しされて楽しいのかな、と、単純に思う。

あと、船によって隣の人とやけに近いのと、ガラガラの船がある。
「おまつりしているぞ、誰だ〜」、と、船首と船尾でやりとりしている船があった。
休日の船は、大人気である。

スピーカーの声で、イワシの泳がせ釣りと、コマセで釣っている船がいることは、分かった。
コマセ撒かなくても釣れるらしい。
あれだけ船が居て、餌を撒き続ければ、
群れはその場所に動かなくなるのだろうなと。


海は凪、風なし、で、いいのですが、雨がぽつぽつ降ってきた。

いったん船団を離れて、北に移動。
北側のほうが、雨が降っていない。ホント、雲の境目。


なんとか、追加。しかし、これも小さい。でも持ち帰る。

 
TGベイトがへんなもの上げてきた。

さて、特急電車が来る時間になってきた。このあたりは晴れている。

その後、水深100mまで行くも、当たらず。
船団のほうが、ばらけてきたので、近くに来てみる。

船団がばらけた、というのは魚の群れがばらけたから、のようで。
遠巻きにしながらも魚群探知機の反応を発見。
すかさず、TGベイト投下。
これが、一発で喰った。でかい。ぎゅんぎゅんドラグが鳴る。
ドラグが鳴って、魚を走らせているときに、リールを巻く腕をやすめればいいことを覚えた。

もうドラグを締めてカヌーを引っ張らせようなどと考えません。
そうとう走り回られて、ネットイン。

 
きました、カンパチ、60センチ。クーラーボックスに入る、ほぼ最大の大きさ。
コクピットの中で締めたら、血だらけになってたいへんになった。


その後、ヒロヒロリンさんと海上で会話。
カヤッカー、けっこう多い。


最後に、持ってきたサバ餌でベラ追加。


上陸、13時前。
ボルボさんとお会いする。
このあたりも雨が降ったらしく、車が濡れていた。


ファルトボート撤収のワンポイント。
サイドスポンソンの入っているチューブのなかに水が溜まります。
指さしている船体布の一番尻尾から、水をできるだけ抜くといいです。
この原因で、帰り道にカヌー袋が濡れていたことがあります。
ご注意。

 
本日の釣果、カンパチ60センチ、イナダ46センチ。
アカハタ2、イトヨリ1、ベラ1.

いい釣りでした。いやあ、釣れると、楽しい。


コメントはフォーラム(掲示板)まで
または、 ツイッター@faltboatへどうぞ。


ホーム