ロッドホルダー2015

2015.4.26


ロッドホルダー兼魚群探知機置き台、
工夫しながら作ってきて、いろいろと作り直したいところができていた。

今回、しばらくカヤックに乗れないことになりまして。
なので、この機会に作り直してみようかと。

今回のポイント
・ロッドホルダーの可変機構の自作
・ベイト、スピニングの両方に対応
・魚群探知機の振動子の設置のコンパクト化
・錆びている部品の交換


さあて、やってみよう。



振動子を設置するところ、いままで直方体の木片を使っていたのですが、
今度はアルミ板をぎゅっと曲げる。あっさり直角に曲がりました。

 

ロッドホルダーは、今回は左右ともベイトもスピニングも使えるようにしたいので、
形を工夫。

ジョイントの部分は、六角ボルトを保持する
パーツを見つけたので、これを使ってみよう。

 

まずは、のこぎりを新調してしまった。
木片から切り出そうとしましたが、諦めて、合板を2枚重ねする方法を思いつく。
計画性がないので穴の開ける位置がずれた。
それでもつじつまを合わせる。

さてこの「可変機構の角度を固定する方法」を悩んだ悩んだ。
そのままボルトでしめてもずれてくることは明白。
ゴムとか挟んでも、ずれてくるだろうなあ。

いろいろなものを見ていると、
回転部分にギアのような切込みを入れてずれないようにしているものが多い。
これをどうやって簡単に実現するか?
考えた考えた・・・

で、たどり着いた。「木ネジのアタマを並べればいいじゃん」」

 

こんな感じ。
最初は2列作ってみましたが、1列で十分。
最初は放射状の棒でも貼ろうと考えましたが、
別に放射状にする必要はなく、ポイントで十分。



ボルトを締めてみると、そこで止まってずれなくなります。
これは、使える。特許取れないかな(笑)


次は、ロッドの方向を変える機構をどうするか?
これも悩んだ、
けど、最後はボルトで構成しようということになる。



支点のボルトと、方向を決めるボルトで構成。
残念ながら方向は真正面と斜めしか選べません。
まあ、このくらいしか使わないだろうという目論見。

 

パーツはこんな感じ。
左右で開く方向が違うので、当然ボルトの位置も左右異なる。
この、方向決めボルトが干渉するので、
彫刻刀で削り込み。




パーツ、完成。

塩ビパイプって塗れるんだろうか?と、心配してましたが、
普通のスプレーで塗れるらしい。

塗料は船体色の黄緑を選択。海で目立つでしょ。

 

ルアーとかを一時避難させるケースも、まえのから取り出して設置。

この機会にネットも新しくして、全部ばらして組み立てなおしである。



で、ついに完成。
けっきょく12月くらいから初めて翌年の4月までかかった。
まあ、途中にいろいろありましたからねえ。

外に持ち出して写真撮影。





バッテリー入れるところも今回工夫。

 
バッテリーはコネクタのついたジッパー袋に入れて一応の防水。
それで、台の後ろ側の袋にコードの余りごと入れる。
この袋も100円ショップである。


振動子の置く場所
 

振動子のアームは簡単な形になって抵抗が減ったはず。
今回はアルミの小片でストッパーを作ってみた。
水の抵抗があってもこれ以上曲がらない、はず。


収納時。跳ね上げる機構は前と一緒。


ロッドホルダーは取り外して向きを変える。
外したときになくさないようにゴムのラインで結んでおいた。

 

ロッドホルダーのベイトリールとスピニングリールの置き場所の違い。
スピニング用の切り欠きとベイト用の切り欠きを前後においているので、
どちらも使える。
100円ショップのヘアゴムがロッドをとめるパーツには最適です。


 
ロッドホルダーの角度変更可変機構。
しっかりネジ止めすれば、ずれてくることはありません。
この、ずれない、というのは大事。




ちなみにベイトロッドは紅牙。買ってしまいました。
タイラバやるぞお。



GPSの台は、100円ショップのスマホ台を改造。
側面に化粧シートを貼ると、とても高価に見える?かな。



収納時。ロッドホルダーが取れるので寝かせればコンパクトに。
いつも場所で悩むので、
折りたたみ機構はカヌーに限らず大事。


今回は大改造でした。
いかに安く、どう作るか?パズルのようでなかなか楽しめました。

さあて、釣りに行くぞ〜。


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