折り畳み式カヤック(ファルトボート)交流会
(2023.6.18.)
(6/27 追記 アルピナAL480とスペリオPE480の違いなど)
折り畳みカヤックが集まる交流会が、
ツイッターで企画されていたので、行ってきました。
私のファルトボートよりも、新しい艇があつまるということで、楽しみです。
集合時間より早めに到着して
ちょっと漕いでようと画策。
ぴいちゃんの組み立て。
と、組み立て写真をいつも撮り忘れる。
例のコンパス台も付けてみました。
なかなかいい感じ。
ただ今日は肝心のGPSの台を取り外してしまっていたので、役立たず。
外して漕ぎました。
■ ミーティングまえの、ひとりツアー ■
まだ時間があるので、ちょっと川に漕ぎだす。この辺りを漕ぐのは初めてだ。
川幅は広い。カヤックとかボートとか、SUPとか、
たくさん浮かんでいる。
右側通行です、と、他のボートから教えてもらいました。
むこうにアジサイが咲いていて、たくさん人が写真を撮っていた。
旧中川と北十間川の分岐まで来た。
さすがに、ここまでで時間だっているので、今日は時間がないので1週コースは無理だな。
北十間川をちょっとさかのぼる。
すぐに工事。横は通れるようですが。
そもそも、このカヤックの長さに対して、川幅が狭い感じ。
転回して、帰ることにする。
帰り道、さっきみたアジサイを眺めに行ってみた。
見事な満開のアジサイです。
みんな写真撮っていた。
こんな感じに降りてきたら、
もう出発地点でファルトボート交流会が始まっていた。
■ ファルトボート交流会 ■
カヤック修行旅(けん)さん@kayakpractice
バタフライカヤック クルーソー
これはちゃんと見るのが初めてだ。
コクピットまわりのパーツが固い。
こういうところを固い素材にするのは設計のこだわり。
折り畳みがしにくくなるので、設計力と差し引きになるところ。
そういうところ、バタフライカヤックはうまいと思う。
バタフライは、中央パーツにできるだけくっつけて、船の形をつくってしまう構造。
いったん船の形にフレームを組み立ててから中に入れるタイプ。
テンションは後部のバーでかける。
バタフライカヤック クルーソー 完成
きれいだよね。
モンベル エルズミア530
メルシー さん @merci_now
これが、重い。
艇長が長いから、パーツが多くなるんですよね。
モンベル、アルフェックなので、その前身のファルホークの組み立て方そのもの。
昔、ファルホーク艇を持っていたので、懐かしい。
色分けしているパーツを全部差し込んで、最初に船の形にしてしまう設計。
テンションのかけ方も、合理的。
テコのやりかたでかけると余計なパーツがいらないんですよね・。
組みあがったエルズミア530
艇長の長いファルトボートは、しゅっつ、としてますよね。かっこいい。
フジタカヌー アルピナ1 ハイブリッド
BASE CAMP A-suke さん @A_suke_BaseCamp
これが見たかった。私のPE1の後継になる新機種。世代が新しい。
パッキングサイズはPE1とあまり変わらない。
リブのパーツが前後の二つだけ木材であとはアルミ。
ほかのパイプもほとんどがアルミで、コーミングのところだけグラスファイバーだった。
ちゃんと木材パーツが残っているのもちょっと新鮮。
最初にフレームをカヤックの形にくみ上げてから、後ろから差し込んでテンションをかける構造。
完成形。
アルピナ1ハイブリッドと、私のPE1ぴいちゃんと並べてみた。
新旧機種のそろい踏みです。
カヤックの形、ほぼ同じ。
組み立て方も構造も全然違っているのに、
同じ形のカヤックを作ったフジタカヌーのこだわりを感じます。
と、思っていたら、クリアウォーターさんからコメントをもらいました。
許可もらって転載しておきます。
・アルピナAL480はスペリオPE480の後継ではなく、別のライン。 ・AL480のNBパイプ(コックピットのフレーム)はカーボンではなく、グラスファイバー。グラスファイバーの方が粘りがあって丈夫なのと絶縁なのでちょこっとでも雷対策になればとのこと。 ・AL480のウッドリブフレームはアルミを曲げるには角度がきつかったことと、フェザークラフトのような樹脂板は経年劣化で突然割れてしまう可能性が高いので、実績のあるマリン合板を使うことにしたとのこと。(制作秘話) ・木のフレームは好きな形に作れるので、アルミよりも船型がきれい(理想的)に作れるという利点があります。 |
後継だと思っていたのですが、そうではなかったんですね。
コクピットのフレームが雷対策を兼ねてグラスファイバーとか、
木材のほうが好きな形にできるとか、面白いです。
フェザークラフト カレント2
相田さん
これも、船体布のなかに前半分、うしろ半分を差し込んでくみ上げる。
キールの部分をテコの原理で押し広げる構造。
フェザーのこの形も合理的。
バタフライカヤックス クルーソーダンテム460
demoさん @demo_totasdemo
バタフライカヤックのダンテム艇。
やっぱりバタフライカヤックは、他のカヤックの設計を見て作っているので、設計が新しいと思います。
真ん中のパーツにほとんどついていて、これを広げていくタイプ。
これは、分かりやすい。
あと、この日の話題。
半分だけのコーミングカバー。
途中まで開いて乗り降りができるらしい。これは便利。
話題、その2
スペアパドルケース。
スペアパドルをデッキに置くときに困るのは、固定方法。
半端にしているとどっかにずり落ちてしまう。
100円ショップのペットボトル保冷用のケースの転用。
これは、使える。今度買ってこなくては。
ファルトボートを並べてみた。
いやあ、どれもかっこいいですよね。
ファルトボート、いいものです。
最後に、
うちの、PE1スペリオ、ぴいちゃんの解体シーン。
こうしてみると、リブのパーツのすべて木材というのは、この艇だけだ。
やはり、設計が、ひと世代古い。
それでも、PE1ぴいちゃん、かわいいので気に入ってます。
梱包風景。
目の前を水陸両用車が進んでいった。
今日は、みなさんはこれから試乗会とツーリング。
私はそそくさとかたずけて、
夕方に用事があるのでさきにおいとましました。
ファルトボート交流会、楽しかったです。
やっぱり、ファルトボートは面白い。組み立てられるところが楽しいですよね。
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