2023.9.30. 帰り際の釣果

最近、スランプである。
クーラーボックスを大きめのに買い換えたのが2年前。
このクーラーボックスのサイズの一匹が釣れていない。

嘆いていても始まらない。カヌーに行くしかない。

行けることになった今週末。
天気予報が二転三転。
朝方に小雨予報あり。雷と高潮の注意報が発令。
いろいろ考えて、行先決定。


3時15分起床、6時半、曇り空の中出艇。

10時ごろ小雨予報があるのに、上着を忘れてきたことに気が付く。

まあ、いっか。
さらに、今日はベイトリールとスピニングリールのジギングロッド二刀流で持ってきたのに、
ベイトロッドに、ジギングリールでなくて、タイラバ用リールがついていた。
間違えてら・・  まあ、いっか。

取りに帰る時間がもったいないので、間違いはなかったことにして、
最初のポイントでジグを落とす。
かからん。反応はあるんだけど。

横に浮いていた漁師さんが立ち上がってロッドを折り曲げている。
お、これは、なにかかかってるな。
何がかかっているか見ていたが、ロッドが跳ねて、「ばらしちゃった」という声が聞こえた。

ともあれ、これは、このへんに、オオモノがおる!

俄然やる気になるのですが、かからない。
場所を変更。

やっとの反応

いつもの、、エソ。

次!

 

キンギョ、エソ・・
おいおい。

しかも、今日は大潮で、潮が速い。カヤックがどんどん流される。


また、エソ・・・

ここで、盛大に根ガカリ。
もしかして、何か魚がついていたのだろうか。
ジグロスト・・



昨日が中秋の名月。今日も大潮。流されてます。

GPS読みで、2.7キロ/h
漕がなくても、これだけの速度がでている。

ポイント見つけてジグを落として、流れ去って、元に戻って、魚群探知機の反応を探す。
この繰り返し。


天気予報は、小雨のはずだったが、降らなかった。

晴れ間が、出てきました。
カヤックやるときは、私は晴れ男なのである。

雨に降らることが滅多にない。。

 

しかも、海は、凪です。
凪の時に出られるのが、とにかくうれしいね。



しかし、、、
釣れるのは、またエソ・・・



とばっとナブラが立つ。
青物がいる!
すかさずその上にカヤックを合わせて、海底の反応めざしてジギング。

 
かからない!

オキアミのえさを落としたら、喰ってきた。

ベラ、。、、あの影はベラ??


気を取り直して、別の魚群探知機の影を探しまくる。

漁船が向こうに見える。

船長さんの声がよく聞こえる。
「最後の最後で釣りあげた人もいますからね!あきらめちゃった人と差がつきますよ!」
と、ハッパをかけていた。

そう、、もう12時に近くなるけど、あきらめてはいけない!
と、再起動したところで、波が強くなる。

 

これが高潮注意報か?
なんか、妙に高い波が来る時がある。沖合に大きな船があるわけでないのに。



仕掛けを用意しているときでも、数秒に一度の
「あたりを見回すアクション」は、欠かしません。

突然大波が来ることがあるので。
先に発見して、波が来るほうに船首を向けるのが一連のお約束動作。

しかし、、、、12時過ぎているし、さすがにそろそろ帰るか。

といっても、最後に一匹来ないかなあ。
また今回も手のひらサイズのみかあ・・・・

なんとなく、100gのジグに変えてみたら、いきなりかかった。

おおおお!やっときたか、オオモノ!!!

期待を持たせて上がってきたのが・・


大エソ・・・

おいこら。


しかし、この100gのペナジグが効くことが分かった。
これでアタックしてみる。
最後の釣果を狙ってアタック。突然、何か重くなった。
根ガカリではない。青物みたいに動かないけど、何か、かかっている!!!

来ました。12時36分。
アミに取り込んで最初に、口の中にカニがいることが見えた・・・


来ました、アカハタ!後で測ったら37センチ。
 

うれしい〜!!!
スランプ長かったので、このサイズが久しぶりです。

というわけで、帰る。
帰り際に最初のポイントに寄り道。
 
フグさんでした。

さすがに、もう帰るべきだな。


上陸、13時20分。

ほぼ7時間、海の上にいた。
粘った甲斐がありました。まずはスランプ脱出。うれしいです。

やっぱり、最後まであきらめないキモチ、ということを学びましたね・


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