2023.12.29-30. 年末締めくくりの大漁

DAY1 (12/29)

年末キャンプの予定を立てた。
今回はいつもの2馬力ボートのライスさんと、
最初の夜はもう一人増えて三人キャンプ。

夜、何作るの?という話をしていたら、
「鍋のための最高の出汁と野菜は持ってくる、魚は釣る」
という話になっていた。とすると、釣らないと具なし?

一日目はどうせ渋滞するからカヌーは出さないでおこうかなあ、
とか、軟弱なことを思っていたけど、これは釣るしかない。
晩飯がかかるとマジになるタイプです。

前日飲み会があったので、早い時間に出発するのはあきらめて、自宅8時出発。
東名高速混むんだろうなあと思っていたら、第三京浜から西湘バイパスという道もあるらしい。
東名、246号線に行きたがるカーナビを無視して、第三京浜経由。
これが、大当たり、ほぼ渋滞なし、快適。
途中の道の駅のコンビニで昼食をとって、12時前にに現地到着した。


現地到着したら、先着したライスさんが上陸している。
あれ、何で余裕?と、聞いたら、夜明けから出艇して、既に釣れたって。
今晩の食事、確保できているじゃん。

これはすごい。いい真鯛・・・


ともあれ、真鯛に負けるわけにはいかない。
出艇、13時。見事な、凪。カヌー日和だ。

こういう日にカヤックで出艇できることに喜びを感じる。

冬の海は、透明度がすごい。

海底が見える。さなかも見えそう。



富士山がきれい。
向こうに見える、頂に白いものがついている山脈はどこだろう。


あっちへふらふら、
こっちへふらふら、と、探っていたら、
フォールで、喰った。

アオモノ、40センチサイズ、釣れました。一応晩御飯、確保。


さらに、今度は浅いほうへ行く。
やっぱり鍋だと、ハタ類だよね。
TGベイトで釣っていれば、このへんなら、いつものオオモンハタが釣れるかな。

来ました、アカハタ。

ハタが違ったけど、立派な鍋の具。
狙い通りに釣るのはすばらしい。

 
ライスさんたちは、ラインをサバフグに食われたとのことで、シブい午後の部に。

日が傾いたところで、帰着。

夜、ライスさんは真鯛をさばいて刺身にして、
私はアオモノを刺身に、アカハタを鍋の具にしました。
いい夜でした〜。



DAY2 (12/30)

朝起きたら、駐車場がカヤックの車でいっぱい。
カヤックのプチ大会だそうで、
朝から駐車場が満車。
こんなに車が入ることは珍しい。
この場所、あんまり有名になって人が来ると、
出艇禁止とかなりそうで怖いんですよね。

団体さんが出艇すると込み合うだろうから、
そのの後から出艇にしようかと思っていた。
日の出時間、まだ団体さんは開会式をやっているとのことで、
では、先にでてしまおうとライスさんと7時に出艇。


いや、今日もいい天気。風なし、波なし。幸せな朝焼けの富士。


ライスさんについて沖合にでる。
みえてきた、朝日。まぶしいサンシャイン。


頑張って釣る。
タイラバを落としていたら、なんか手ごたえあり。
さぐっていたが、乗らない。
逃したかあ、と、タイラバを引き上げてみたら、


針がないんです。

何かに食われたらしい。
これが、昨日ラインを喰ったというサバフグか?

しかし、このあたりでサバフグ釣ったことないんだよね。

では、と、トレブルフックのついた長いジグに切り替え。

かかった、引いている。これはアオモノだ。
それも、最近なかったような、かなりのオオモノ。
これは、絶対に取りたい。
ぎりぎりルアーを巻く。バレるなよお・・

水面に出てきた、でかい。ネットに入るかな。
水面で反転、最後のあがきがすごい。

ネットインを3回くらい空振りして、
何とか入った。


サゴシ〜、と、思っていたけど、このサイズはサワラっていうんですね。
初魚種です。。でかい。
手を伸ばして写真撮っても、カヤックの上では写真に写らない。

これだけのオオモノは久しぶり。

ファルトボートの後部座席に置いたクーラーボックスに
折り曲げて何とか入るサイズ。72センチでした。


鋭い歯でかまれたのか、塗装がはげてガタガタになってた。

ここで、突然魚群探知機の電源が落ちる。
昨日からやっているからバッテリー切れか?
そんなに早く切れないんだけどなあ。

ともあれ、このあとは魚群探知機なしで、
むかし釣れた位置情報だけで釣る。

まあ、あのサワラも、魚群探知機に映っていなかったんだけどね。


その後が続かない。
いいことやっていれば釣れるだろうと、海に浮かんでいたゴミを回収。


今日は、風はないのですが、どんどん流される。
潮が速いので、時速2キロくらいで流れていく。

まあ、どんどん場所を変えられるので、いろいろなところを探るのには好都合なんですが。



そんな感じで、流されながらさぐっていたら、来ました。
腕が筋肉痛で痛い。それでも大事に釣り上げる。
なんだ?、と、思ったら、赤い魚。
お正月向け赤い魚、来ました。

キンメダイ?と思ったら、
チカメキントキだそうだ。
印象的なヒレ、つぶらな瞳。すごい魚です。


写真を撮っていたら、カヤック大会の参加者さんが近くにきてくれたので会話する。
みなさん、あまり釣れていないそうです。
これって、カヤック釣り大会的にはトップなんじゃない?
なんか、得意気・・(単純)

その後、なんやら来ているかなと思ったのは、小さなカサゴでした。


この時間になると、ほんとうにべた凪になりました。

潮に流されながら元に戻ることを繰り返す。
なかなか釣れないので、今度は浅場のいつもの場所、昨日の場所で同じようにハタを釣ってみる。

ここなら、確実に釣れるようになったらしい。来ました。

アカハタ〜。
すごいな、釣り方、覚えたのかもしれない。

とか言ってみて、二匹目を狙ってみると釣れない。
この場所、釣れるのはいいですが、けっこう根ガカリする。
ジグを何とか回収。それでも果敢に攻める。

なんか釣れた、と、思ったら・・

サンゴの岩でした。
この下は、サンゴか。だから根ガカリするんだ。それで漁礁になっているんだ。

TGベイトを無くすのが惜しくなったので、深い場所のライスさんのところに戻る。
ライスさんは、今日はアマダイを釣っていた。
もう12時。そろそろ上がるとのこと。
私はせっかくいい天気なのでもう少しやる、と、その場所にとどまる。

深いところをロングジグで漁っていたら、11時40分、来ました。
また、でかい、重い。また来ましたね〜。。
かなり重いので、長期戦を覚悟したのですが、
5分くらいであがってくる。

またサワラ、来ました。

今回は胴体の中央くらいにスレがかり、皮一枚でひっかかっていた。
だから、重かったのか。


歯がすごい。
これでタイラバのライン切ったんだな。

とりあえず、今日のところは釣り方をマスターした。


この時間、見事な、鏡のような海面。
こんな日にカヤックできることはなかなかありません。

まあ、そろそろ終わりか。



帰ってきました。浅いところはきれい。
12時40分帰着。


チカメキントキ、サワラ72センチ、66センチ、アカハタ。
クーラーボックスを買い換えた後、
折り曲げないと入らないサイズを釣ったのが初めて。
最高の釣りでした。



サワラはこの夜に炭火焼に。
チカメキントキとアカハタはお正月の鍋になりました。
本当においしい食材です。


ちなみに翌日、DAY3 大晦日は、朝から雨。
撤収作業して、10時に出発、11時に日帰り温泉に寄り道、、
風呂に入れなかった2泊分の汗を流してから、帰ってきました。

いい年末キャンプ、そして、今年随一のいい釣りでした。


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