2003年、既に3月に那珂川に行っているのにも関わらず、また5月にでかけました。
5月17,18日にミナミのツアーがあったので、参加してきました。

今回は雄大なる大問題をかかえて参加しました。
それは、うちの娘5歳をはじめてカヌーに連れて行ったのです。
個人的には初カヌーの時よりも緊張しました。これで嫌われたらカヌーにまた来れなくなりますもん。

と、いうわけで、きっと世の中には、子どものカヌーデビューを狙っているパパさん同士がたくさんいると思いますので、
子どものカヌーデビューに役に立ちそうな情報を強調して、お届けいたします。

で、うちの子に、おそるおそる、「こんどの土曜、カヌー行く?同じくらいの子が来るよ。」と、聞くと
「行く行く。でも、トーマスランドも行きたいなあ」「○×△・・・」
とりあえず、ほかにも同じ年頃の参加者がいると言うことを強調して、ふたりきりで行くことは了承。

下の子2歳が行きたいと騒ぎそうだったのですが、理解していないらしく、当日朝はぐーぐー寝ていました。
こどもと一緒だと、どうしても準備に手間どります。7時まえには出発するはずが、20分も遅れて出発。
集合場所についたのは。ぎりぎり10時。
うしろをぴったりつけていたよしださんに、「高速とばしていましたねえ」と、いわれました。
そっちもちゃんと、ついてきていたじゃあないか。

カヌー初体験の時は、できれば晴れた日、雨は不可。というのが原則です。
今回は長期予報で雨になったり、晴れになったり。いちおう朝の予報では、昼間は雨にはならないらしい。

で、今回は450を借用しての参加です。コックピットがふたつ穴式のバレントでは、
乗っているときの子どもと距離が遠くて初カヌーには辛いと思ったので。
結果的には、別にバレントでもよかったようです。大人しく乗っていました。
こどもを二人載せるなら問題になりますが。最近、ふたつ穴式の二人乗りカヌーも少ないしね。

本日のルートは、舟戸から大瀬。ひたすらゆっくり漕ぐツアー。まずは、舟戸で船の組み立て。
うちのこ5歳の他に、小学3年生男、2年生男、幼稚園年中女と、合計4人のこどもの参加者がありました。
やはり、こどものカヌーデビューの時には、他にこどもがいるときが狙い目です。

ほかの子3人がやたら活発で、水鉄砲で水かけをやっていたので、輪の中に入りにくかったようですが、
最後の方ではオタマジャクシをみせてもらったり、遊んでもらっていました。


さて、出発前のミーティングの清水さん。
参加者も、20人を超える大所帯でした。二人艇がおおく、本日川が初めてという方も数名いました。


川に漕ぎだしたところ。
娘は、去年の多摩川に続いてのカヌーですが、川はもちろん始めて。
いちおう、パドルを要求して、自分でも漕ぐところがすばらしい。
ただ、子ども用のパドルでないと、うまく漕げないようです。


いっしょに参加されたもぎさんご一家。パパと下の娘がグモテックスの二人艇。
小学生がひとりでグモテックスジュニアを漕いでいました。
うーむ、凛々しい。

うちの子の恰好はいいかげんでしたが、
こちらの兄弟は子ども用ライフジャケットはもちろんですが、上下ウェット、マリンブーツ、子ども用パドルと、
ちゃんと子どものグッズを揃えていました。恰好から入るのは、かなり重要、だとおもいます。



ビデオを回していたみやさん。
うしろに犬が乗っています。不思議なことが判る人はフェザークラフトを知っている人かも知れない。


さて、あっというまに第一回目の休憩で上陸。
写真左が「鈴春版アルピナ」。すみません、名前忘れちまった。
フィールドで見たのはこれが初めてでした。
写真右が、休憩時間に幼稚園児にカヌーの漕ぎ方を教えるパパ。
うーむ、見習わなくては。もっとも、まだ、うちの子にやらせたら泣くだろうなあ。


で、もぎさんスペシャルのグモテックスのご紹介。
なんでも、この艇で子どもふたりを載せていたそうで、そのときに、子どもがなにか興味あるモノがあると
片側に体重をかけるので、左右にお手製の浮力体を付けているとのこと。
また、直進性をたかめるために、自作のスケッグを2枚、接着剤でつけているそうです。
このおかげで、「みんなについていける」そうです。
子どもをふたり乗せるには安価でいい選択かもしれません。かなり心がうごきました。


つぎは、犬載せ用改造を施した、みやさんのフェザークラフトカフナ。
フェザークラフトには、もちろん、犬を載せるためのふたつめの穴は開いておりません。


こちらが犬用の穴のアップ。特注で船体布に穴を開けてもらい、
専用のキールを作ったそうです。
一人艇にちょこんと、犬用の座席がうまれるということ。すばらしい。


さて、はじめのうちはうちの子の表情も固かったのですが、
このあたりから笑顔が出てきました。
パドルを持たせると邪魔だったので、あまり持たせなかったのですが
本当はジュニア用のパドルで漕がせた方がいいですね。
双眼鏡を持たしていたら、ご機嫌でした。こういう小物は重要。


ミナミ店員氏。本日川は初体験とのこと。こちらも、ごきげん。


娘は、瀬が近づくと喜ぶようになりました。
「ぱちゃぱちゃするのが楽しい」、そうで、那珂川レベルの瀬はいいスパイスになるらしいです。


2回目の休憩。


ここで、同じ区間をくだっているバジルさんご一行に抜かれる。
川と陸上からのひさびさの再会でした。次回500年後、と、声をかける。


こんな感じで出発。


もう一組の子供つれ。小学生は大人しく前席に乗っていました。


で、ほどなく大瀬のキャンプ地でゴール。
もぎさんのところは、上陸後すぐに、子どもの着替えをしていました。
ウェットなので、ちゃんとカヌーに着替えを積んでおいて、上陸後即着替えというのは基本のようです。


参加した方の記念写真です。クリックすると拡大します。

車の回送の時に、子どもをどうしようかというのが悩みであったのですが、
今回は満員の車に一緒に乗ってしまいました。
本当は、車の回送の時に預けられる人がいたほうがいいです。
その条件は、着替えもすんでいること、飽きないネタがあること、何にもまして、いない間に泣かないことでしょうね。



ミナミのツアーとしては、この日夜はキャンプでしたが、今回は私は一日で退散。
つぎの目標は、子供つれキャンプです。

うちの子は、「テントで寝る」を、期待しているようですが、
私は車で寝るラクさを覚えてしまって、最近テント張っていません。
また古いテント持ち出さなくては。


とにかく、案ずるよりも実践で、うちの娘の初カヌーはいちおう成功におわりました。
こどもって、けっこうなんとかなるもんだ、と、安易に考えてしまいそうになりました。
パパと子どもだけでも、なんとかなるもんです!