このHPの記録を見てもらうとわかりますが、子供ができてカヌーに行けない、行けないといいつつ、
毎年必ず一度は那珂川に行っていました。この数年。

ところが、今年は那珂川が抜けていた。
おお、ひさしぶりに那珂川抜きの年か、と、思っていたら、
チャンスはめぐってきました。11月、那珂川ツアー。

トシさんのところのお子さん5歳(女の子)も来るということで、
子供たちに希望を募ったところ、上の子は今回はパス、真ん中の5歳が
「行きたい!」
と、言ったので、父と真ん中の子のふたり旅行となりました。

兄弟の真ん中はけっこうたいへんである。
上のお姉ちゃんには理屈で怒られ、反抗できない。
下の赤ちゃんには訳のわからないことで泣かれ、体格差で蹴けりとばせば親に怒られる。
たまには、ひとりだけを連れ出したほうがいいとは思っていた。
今回、そういう意味でも、チャンス。

で、すみません、川崎から朝7時に出て10時那珂川はきつかった。
ゴール地点への集合に遅刻。出発地点に回ることとなりました。
東北道の渋滞がわるいんだ。


出発地点、船戸のやな。
なんて、良い天気。空が青いぜ。

ついでに、鮭がたっくさん打ち上げられていました。
けっこう大きい。那珂川には、こんな鮭がいるんだ、と、びっくり。

で、今回は、バジルさん、しーちーさん(+お友達)、rumiさん、ようちゃん、くごさん、
トシさん(+お子さんひとり)、ぽから(+子供一名)
総勢、8艇。(だよね?)

そんなかでも、艇の組み立てが一番最後になる。
なんだ、インフレータブル比率が高いぞ、不覚。
ちなみに私の艇は、デビュー後二回目のエアリィトレイル。子供を乗せるのに最適なふたり艇。


いつもの那珂川なのですが、ちょっと寒いかな。
沈でもされると二度とカヌーに来られそうも無いので、
めったに無いくらい慎重に漕いでました。
水量はまあまあ。水は透明。この時期は本当に水がきれい。


5歳児、いつもはおねえちゃんとふたりでパドルの取り合いなのですが、
今回はひとりでパドルを使えるので、えらい張り切っておりました。
と、いうより、もうひとりの5歳児、トシさんのところのお子さん女の子が、
かなり漕いでいて、それにライバル心を燃やしたか。

変にパドルを水面につきさすと、カヌーって転覆するんだからね。
数回、ひやひやした。気が抜けないカヌーです。


赤い艇がトシさん艇。
今回、みんな漕いでいなかったので、5歳児の漕ぎ方で十分みんなについていっていました。



紅葉、そこそこでした。
那珂川の紅葉はたいしたことがないといいますが、
カヌーに乗って見える赤く染まった山は、それだけでいいものです。


光の当たり方で赤と黄色に光っていた紅葉。
よく見ていけば、きれいなところはけっこうあります。

食事時間。けっこうふきっさらしの岸での食事となってしまい、
ちょっと体感温度が寒かった。
子供が風邪を引かないか心配。


食事後、あまり漕がないようにのんびり下っていきました。
カヌーで昼寝するのに最適ですね、インフレータブルは・・



と、思っていたら、うちの子が前席で文字通り舟を漕ぎ始めた。
左右に落ちられると困るので、パドルで抑えていたら、
結局、まっすぐうしろにもたれかかって眠った。
日陰はちょっと寒いが、ひなたのところに出れば、
風もなくあったかく、けっこう昼寝にはよかったかも。
風邪引くなよう。

で、ゆっくりゆっくり漕いで、大瀬到着。
到着したら、すぎに子供のウェットは脱がせて服に着替えさせる。靴も靴下も含めて。
そういう準備はだんだんできるようになってきました。

ちなみに、バジルさんたちはそのままキャンプをしましたが、子連れ2組は日帰り。
後で聞いた話、朝、テントが凍っていたらしい。


帰路、子供は上着の代わりにパドリングジャケットをそのまま着て帰り、
帰ってからも「楽しかった!」を、連発していました。
とりあえず、秋のカヌーツアー成功。めでたし。