ファルトボートの艤装
2013.4.7update

ファルトボート用の艤装、ありそうであまり売ってない。
買うとけっこう高い、好みに合わないし。
というわけで、如何に安く、便利な釣り用の艤装をするか。
ロッドホルダーとか、アンカーシステムとか、作ってみました。

その1:縦型ロッドホルダー
その2:小物ケース
その3:ロッドおよび魚群探知機置き台
(2013.2.3.update))
その4:アンカーシステム
その5:ロッドホルダーnextバージョン
(2013.4.7.update))

その1:縦型ロッドホルダー
南伊豆のときに最初に作成したもの。

塩ビパイプを購入、内径4センチ。
塩ビパイプには肉厚が厚いのと薄いのがあるので薄い方にします。
長さ25センチにのこぎりで切る。リールが入る切り込みを切る。
塗装ができないので、カッテングシートを貼り付ける。
穴を開けて、固定するためのヒモを通す。
このあと、固定部分は、100円ショップのベルクロに変更。
紐を結ぶ時間の短縮。

その後、長めのロッドホルダーも作って、斜め固定。
こうすると、トローリング風に竿が出せます。



改良版。アルミパイプに固定するパーツを使って、
フレームにパチンとはめられるようにしました。
固定のスペアにベルクロも併用。
これで組み立てが早くなります。


その2:小物ケース
100円ショップのグッズを集めて作成。10月から使用
ファルトボートは釣り針がささるとかなり面倒です。
鯛ラバの針で一度穴をあけました。それをショックに思って設置。。
ちょうどいい大きさのプラのケースに、自転車用ゴムで固定したもの。
アルピナのコクピットのフチが10センチちょっとなので、
同じくらいの幅のケースが使いやすい。

固定位置は、どこにでもできるのですが、
座席脇はパドリングに影響するので避けましょう。

実は、下の置き台を作ってから使わなくなりました。

その3:ロッドおよび魚群探知機置き台。

いちばんのオオモノの工作。2013年1月に作成。
魚群探知機を買うことを考え、まずは置き場所だけ作成。
先のケースとかロッドホルダーをまとめることにした。

材料は、まだ余っている内径4センチの塩ビのパイプ、
100円ショップのケース、20円で買ってきた端切れのベニヤ板、10センチ×60センチ。
塩ビパイプは輪切りにして切り込みを入れます。
板は紙ヤスリがけして縁を丸く。


ベニヤ板は塗料を厚塗り。海水がかかるので、防水用。
塩ビパイプはカッティングシートをかぶせて見栄えをよく。


300円弱で買ってきたアングルとボルトで繋いで
ロッドホルダーの完成。


ファルトの断面ですが、当然肩は斜めになってます。
骨を計測して斜めの角度の当たりを付ける。

たまたまあったスチロールのケースを斜めに切って、
斜めにするための足を作成。
フチになるところはビニールテープで補強。

フチの部分は幅15センチ、コクピットまわりの黒いパーツは
水平になるので、この部分を逃がすために足は細く切る。
足パーツは両面テープで板の裏に貼付。


ホームセンターを探し回って、ベルトとバックルを発見。
バックル90円、Dカン48円/1コ。ナイロンベルト128円/1m。
Dカンがあったおかげでミシンを使わないで固定できました。
細い丸棒に穴開けて、スペーサーを噛ましてベルト通しを作る。
木ねじはステンレスを使いましょう。錆びるから。

手持ちのカップホルダーもついでにとりつけて、完成。(ここまで2013.1.27)

翌週末、またいじった。ここから追記。
ロッドホルダーを作り直してみました。

曲線で構成するように穴開け。ヤスリで整える。
ロッドに突起がついているので、それを逃すために、裏面に切り欠きを入れる。

ロッドホルダーのバージョン2
デッキロープのゴムがあったので、これを結んでロッド止めにする。
もちろん、オオモノ対策。

カーテンの留め金があったので、これをネジ止め。
ランディングネット置き場として作ってみましたが、果たして使えるか。

100円ショップの道具入れをつり下げて、バージョン2の完成。
ここまで2月3日。

さて、この先は魚群探知機の艤装へ続く。。。

その4:アンカーシステム


アンカーのシステムは買うとけっこう高いんですよねえ。
それに、基本的にシットオンカヤック用だから、ボルト前提で、使えん・・・。

最初に作ってみたのは、パラシュートアンカーシステム
100円ショップのビニールの大袋、釣具屋で買ったロープ、洗濯ロープ。
緑の洗濯ロープにカラビナをつけてメインのロープをたぐりよせる仕組みです。

初カワハギ釣りの時(2012年10月)にデビュー
そこそこ活用しました。


でも、落とすタイプのアンカーが使いたくなる。
だとすると、滑車を使ったシステムを作りたくなる。
滑車までいらないだろう、と、思いつつ、悩みまくり。。
2013年1月に工作。

白いパーツは、100円ショップでの洗濯ロープに付いていた付属品。
カラビナを通るよう穴を広げると、滑車の代わりになりそう。
そんなにシビアに動かすものでもないので、これで十分、という読みです。



固定した状態。滑車はではありませんが、ちゃんと動きました。


その5:ロッドホルダーnextバージョ

4月6,7の週末、日本全国大荒れ低気圧通過。
このときに魚群探知機置き台とロッドホルダーを作り直した。
嵐の日はDIY日より。


たまたま100円ショップでちょうどいい寸法のモノが目に入ったので、工作スタート。
魚群探知機の置き台、今の置き板は奥行き10センチですが、
奥行きがこの倍くらいあってもいいと思っていました・

ワイヤーネットだけでもそれなりにしっかりしているのですが、
アルミのアングルで補強をしようと思いつき。
アルミアングルを切って、穴を空ける。


ネットとアルミのアングルはタイラップで結ぶ。
タイラップで工作できることに気が付いたら、いろいろなことができるようになりました。
魚群探知機の台も、GPSの台も組み替え。こちらもタイラップ止め。


このまえ、海に行ったときに、ロッドホルダーの不備を発見。
ボルト1本で止めているので、すぐにお辞儀してしまうこと。
このときはガムテープを貼ってなんとかした。

それと、目の前に置くことになるロッドホルダーは、差し込む方式ではなく、
上から置く方式のぼうが使いやすい。
で、下側まで切り欠いた形に削り出す。

ついに塩ビパイプをすべて使い切った。
いつものように切って穴空けて削ります。
今回は、裏地も貼ってみた。まえは、裏はビニールテープで貼っていたのですが、
すぐに剥がてくるので難渋していました。
裏もダイノックシートを貼って、隙間から瞬間接着剤を流し込み固定。

ロッドホルダー支持台は、頭をひねったあげく、
30円の端材を買ってきてのこぎりで切る。
木部は100円ショップのスプレーで防水も兼ねてよく塗る。


で、ロッドホルダーの完成品。
今まで作ってきたロッドホルダーの数が多いこと。

上下の可動はありませんが、頑丈なのが使いやすいと思う。


ネットに固定するにあたって、ロッドホルダーの台の下にみぞを切る。
これがないとすべるのである。
ロッドホルダーはタイラップ止め。


完成形。
カヌー用ロッドホルダー兼魚群探知機置き台兼GPS台。
台の下側にB5の100円ショップのファスナーケースを固定して、
バッテリー入れにした。
ケーブルはネットの何処でも固定できるので、持ち運びに便利。

ロッドホルダー、ちゃんと斜め向いて固定できています。。


今回のロッドホルダー、左右に切り込みを入れた。
切り込みにあわせて倒せばリールの足のところで固定できる。(左写真)
指のせの突起が裏面に付いているタイプのロッドは、
裏に掘った溝で受け止める。(右写真)
どちらにしても、ゴムひものストッパーで、オオモノ対策も万全。

いや、工作、よくやります。
お金使わないで頭を使うのもいいものです。
DIYも楽しいですよね。


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