DAY3
移動日と四万十川の下見

さて、この日は九州から四国に渡りました。
九州から四国に渡るフェリーはいくつかありますが、
その中でも、四国の南がわ、高知県宿毛市に到着する「宿毛フェリー」を利用。
九州は佐伯港を出港するのは1日3便。
11時佐伯発、14時10分宿毛到着の便を利用。

フェリー乗り場に着く手前でお弁当を確保して乗船。
船の中にはレストランはありません。3時間しか乗らない船なんで当然か・・。
いちおうカップラーメンの自動販売機はありましたが。

万が一乗れなかったら予定が狂うなと心配しましたが、そんな心配はなく。
クルマの乗船率は7割と言うところ。
それほど利用されていないんですねえ。


出航シーン。岸を離れていくのはなかなか感慨深いモノがあります。
なんて、あっついデッキに出て岸を眺めているような田舎モノは他にいませんでした。

乗り慣れている人は2等船室に入いってすぐにレンタル毛布(100円)を出して
寝る位置を確保して昼寝するモノらしい。


四国が近づいて岸が見えてくると携帯iPhoneのアンテナがMAXになってくるのが印象的。
岸に近づくとみんなクルマに乗り込みます。
なんだ、港に到着する前にエンジンをかけてもいいんだ??
ほとんどの人が車で利用していたようでした。

宿毛の街からクルマをひた走りに走らせて、四万十市へ。
昔は中村市って言っていたはずなんですが、四万十市に名前が変わっていてびっくり。
ここのスーパーで今晩の食料を調達。

で、四万十川沿いに北上。

高瀬沈下橋に見物に止まりました。
ちょうど観光バスがついたところで、観光客がたくさん。
四万十川、でかいです。沈下橋も、けっこう高さがあります。
昨日見た潜水橋の規模とだいぶ違う。


岩間沈下橋のところでは、カヌーがゆったり流れていました。
このとき既に16時半でしたので、けっこうおそくまで漕いでいるんだなあ、という印象。

ちなみに、九州から四国に渡ったのはもちろん私の車一台で、
昨日までのレンタカーはなく。
ゴールからの回送が四万十川でのテーマでした。
四万十川沿いにはレンタル自転車があり、2000円で乗り捨て可能とのことなので、
これを使おうかというのが当初案。回送する道がけっこう(かなり)細くて時間がかかりそうなので断念。
バス停はありましたが、ほっとんど走っていないことがよくわかりました。
ちなみにレンタカーの案も検討してもらいましたが、そもそもレンタカー屋がこの山の中にない。
カヌー館ではツイッターをやっていて、聞いてみたらやっぱりタクシーという話をしてくれていたのですが、
気になる発言が・・
江川崎のカヌー館に到着して話をよくよく聞いてみと、
このあたりには、タクシーは「1台」しかない。
予約順になるので、1台が出かけていれば、乗れないかもしれない。
四万十市のタクシーを呼ぶこともできるが、回送料を取られるので、カヌー館まで1万円くらいかかる。

あわてて「川崎タクシー」さんに電話して15時に鵜の江の沈下橋に来てくれるようにお願い。
果たして、タクシーは来てくれることになりました。予約が取れてラッキー。


カヌー館、きれいな建物で、奥の部屋がカヌーの博物館になっていて、
マジェッタ1が飾られてました。
これは個人的にカヌーを始めた当初にあこがれだった一艇。
木製のコーミングがきれいなんですよね。荷物積めないけど。


その日はカヌー館まえのカヌー広場にキャンプ。
ひとり350円ですが、芝生のサイトで、すごく居心地の良いところでした。
この日は炭を焼いてふたりでバーベキュー。
鮎に四万十牛に黒毛和牛。だーいぶ贅沢をしました。
炭で高級な肉や魚を焼くと、ホントおいしい。

ちなみに四万十牛は江川崎の肉屋でオスロマルカさんが入手してきました。
地産地消っていうのかな?これが絶品でした。
おいしいものがあれば、幸せ。



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