西表島、ふたたび
2018.3.16-20.


Day4 3/19(月)
さて、今回の西表島は、釣りをしに来たはず。
本日は、ほかのみなさんと別行動で釣りカヌーをすることにした。
みなさん、結局カヌーをしないで一日かけてばらして乾かすのだそうな。

朝食を食べてから、「宴会の魚を仕入れてきます」と、言い残してひとり出港。


天気晴れ。血が騒ぐとはこのこと。


 
しかし、ひとりなので、安全策を取ります。
さすがにちょっと風あり。

あの岬のそばにはマグロがいるそうだ。

しかし、サメもいるってよ。
それでも、マグロ、欲しい〜。
がんばって漕ぐのですが風つよし。

悩んだ末、方向転換。
風よけを狙って左側の岸のそば行くことにする。
 

ルアーを投げたら、左側で白い紡錘形の魚が弧を描いてジャンプした。
喰えっつ、と、念じたら、ルアーに反応した!
喰った、と、合わせたら、抜けた。

喰わなかったか〜。


このあともルアーを投げ、なかなか反応せず。

で、水深12mのところでジグを落とす。
ぐぐっとひかれる。根がかりか?というか、ラインが引き出される。
あたった、来た、でかい。

PE3号のパワーでドラグを鳴らしながらも引き上げにかかる。

上がってきた、赤い魚

おおお、でかい、西表島、ビックフィッシュ来た!

 
赤いでかい魚、で、シカデラ毒もっていたらどうしようとビビりましたが、
アカジンミーバイ、沖縄の超高級魚。

ストリンガーでひっぱって釣りを続けていたが、サメに食いつかれても悔しいので、
目の前の浜に着岸。
 

いや、でかいです。
メジャーで計ったら50センチ。
 
ここでネットで調べまくった。やはりアカジンミーバイでした。
食べられる魚でよかった。

その場で頭と尻尾を落とす。
3枚におろすことも考えたけど、ここでやるのはしんどそうなので、
ホテルでもらった袋いっぱいの氷にと一緒に100円ショップの保冷袋に押し込む。
ホテルなら氷がもらえるのがありがたい。
 
上陸した浜、綺麗でした。
ただ、崖なので、落石の危険はありそう。
と、気が付いて出港することにする。



海に出てみる。
もうすっかり風が強くなった。耳元でぴゅーぴゅー鳴るのは危なくなるサイン。

で、川に行ってみることにする。



ところが、干潮前の下げ潮の時間と向かい風で川がすごい状況。

さんざん行くべきか悩んだ挙句、行ってみる。
まさにロードランナー状態。
2〜3kmでしか進めない。
それでも、なんとか上り切る。ああ疲れたっつ。
 
だいぶ水深が浅くなっきた。
今日は右側のジャングルに行ってみる。

 
いい雰囲気です。ジャングル探検隊。
鳥の声とか、何かの音とか、ジャングルっぽくいろんな音がしてきます。



マングローブ、魅力的です。
しかし、釣れない。

 
マングローブの水路に分け入ってみる。
木の間から突然何か出てこないかと思ってしまう。

けっきょく、水路で魚はかからなかった。



下りながら昼食のカロリーメイト。

海まで帰ってきた。
 

風はあるが、いけないことはないかな。

しかし、飲み物がない。
ホテル前の浜に上陸。
 

ホテルの部屋に取って返してさっきの切り身を部屋の冷蔵庫に。
ホテルの売店でペットボトルを買ってからまた出港。

こんなことできる浜って、滅多にないわな。

風の中、岬のそばまで行ってみた。


波はないけど風はある。
ジグヘッドを投げてみるけど、反応がない。

 
正面に泊まっているホテルが見える。
左手には他のホテルと、その前に桟橋と立派な釣り船、クルーザー


岬のそばでがんばってみましたが、なかなか水深の深いところまで出られず。
波もだんだんあがってきたので、ついに退散。

上陸、16時。




 
いい海でした。
でも、やっぱり釣りは午前中ですね。
みなさんといると、朝を抜いて釣りに出る、という発想が完璧に抜け落ちていた。


砂浜でアルピナの写真撮影に凝ってみる。
弧を描いた砂浜とファルトボート、絵になります。

ホテルの洗車エリアのホースを借りることができたので、
水洗いしてばらす。
最後に水が使えるなんて、なんていいところなんだ。

今日海に出ていないみなさんはとっくに荷物を収容するところ。
それを横目に見ながらぱぱぱっと荷物収容。

夕日が海に沈んで綺麗でした。
 

夕食は島イタリアンYenさんへ

天井の装飾が凝っている。

これって、うまくやらないとガラクタに見えるんですが、
立木をうまく使っています。

 
イノシシのカルパッチョ。いや、生のイノシシ肉が食べられるなんて。
オリオンビール、毎回おいしかった。

夜は帰ってからまた浜で宴会。

アカジンミーバイは、S社長がムニエルに・
美味かった〜
この大きさだと、市場価格で1万円だそうな。
もう2,3匹、釣りたかった〜。

釣りあげた自慢話もそこそこに、
ロードランナー漕ぎをして疲れ果てた私は宴会ははやめに退散したのでありました。

Day5 3/20(火)

本日最終日。

ゆうべ酔っぱらって寝込んだけど、興奮しているのか4時ごろ目が覚める。
6時までベットに居て、荷物整理。なんとか7時半までに終了。
いつものバイキング朝食を堪能

海が荒れると、石垣島に戻るのに
上原の港から出られずに大原からでることになるのですが、
通常運行だった。11時まで時間がある。

9時に郵便局にファルトボートを出しに行く。
郵便局なら3,000円足らず3日くらい、
ヤマト運輸だと5,000円弱で着払いのみ、1,2週間かかるそうな。

10時に部屋に帰る。
ちょっと時間があるので、
 

30分だけルアーを投げてみる。

楽しい〜。
海はこのくらいの時間まで風もないんですね。
やはり、朝食なんて食べてないで、あさイチから出港すべきだった。

まあ、この雰囲気、堕落します。
毎日みんなと朝食がとれて満足です。
 
一度だけルアーに反応してジャンプした魚がいた。
でも、喰わなかった。
まあ、そんなものか。
部屋に帰って全速で片付けをする。

11時20分、バスで港に向かう。


このホテル、大型バス持っているんですね。

帰りの船は後ろのほうの席を確保。
行きと違って全然揺れない。

窓の外は見えなかったけど。

 
石垣島に到着。

タクシーから海が見えた。


石垣空港で食事をして、帰りの飛行機に。
 
さらば石垣島・西表島。
また来るような気がする。ここはいいところだ。

 
最後に東京湾の風の塔が見えた。


無事、帰ってきました。
いや、楽しかった。ホントにいい旅でした。
西表島でマイカヤック。最高です。




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